第11回神田松麻呂の会~人の振り見て我が振り直す

2023年4月23日
向島・墨亭へ伺ってきました。

当日の公演は『第11回神田松麻呂の会』
隔月偶数月、土曜か日曜の午前中に開催されています。

演目

畔倉重四郎(六)栗橋の焼き場殺し

男の花道(名医と名優)

いずれも神田松麻呂さん口演

まとめ

ホームというのはいいものです。
どこででも話していない本音が聞ける場所。

『一期一会』とはよく言いますが
地産地消のまくらは本当にその通りですね。
他の方の高座を聴いて危機感を抱くことも松麻呂さんならでは。

そして、今日の『男の花道』を聞いて
神田松鯉の後継者は、松麻呂さんなんだろうなあと感じた一日でした。

栗橋の焼き場殺し

畔倉重四郎は毎回ネタおろしです。
今回殺されたのは4名。

サイコパスな重四郎が今回も暴れ回ってますが
その中でも敵の強さを慎重に推し計っている様子が不気味です。

自分の邪魔になる人間はすべて排除していく。
やっている事は悪行ですが、行動力はずば抜けていますね。

男の花道

土方縫殿助の、いわゆるパワハラをひっくり返すのが爽快なネタです。

が、半井源太郎以外の幇間医者が言いなりになっていることを見るに
当時も医療業界には闇があったのでしょうか。
と勘ぐってしまうのは、自分がひねくれ者だからかな(;’∀’)

しかし、さすが役者をされていた松麻呂さん。
中村歌右衛門の役は板についてますね!
今後、十八番になる予感…!!

 

おまけ
終演後に撮影させていただいた松麻呂さんの写真です。
なぜドラゴンズは今年も弱いのか…をいつか語り合いたいです(笑)

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