第12回神田松麻呂の会『畔倉重四郎』~○○を熱量に!

2023年6月18日
向島・墨亭へ行ってきました。
当日の公演は『第12回神田松麻呂の会』

隔月偶数月、土曜か日曜の午前中に開催されています。
畔倉重四郎ネタおろし(+1席)の公演です。

演目

畔倉重四郎
(七)大黒屋婿入り

五平菩薩

いずれも神田松麻呂さん口演

まとめ

今回はいつにも増して気合いが。
まくらで言いたいことを言えた開放感からなのか
高座がとてもノッているように感じました。

理由は…
現地にいた方の秘密ですが
そのうちわかるかもしれません。
ただ、非常に共感できるお話でした。

二つ目に昇進してからというもの
全国を飛び回っている松麻呂さん。
くれぐれも体調には気を付けてくださいませ。

大黒屋婿入り

この話から伏線が張られていくわけですが…

重四郎と言う男
公儀に仕えていたらどれほどの能力を発揮したのか?
と残念に思えてしまう自分もいます。

ただ、悪党だったからこそ後世になお残した人間もいるわけで。
難しいところではありますね。

松麻呂さんの眼力・殺気で背筋が凍ります。
まくらからの熱量がそのまま重四郎に乗り移ったかのようでした。

五平菩薩

五平菩薩は初めて聴きました。
松鯉先生からの継承とのこと。
最近、松鯉先生からよく稽古をつけてもらっているそうです。

住民、名主、和尚、誰から後ろ指を指されようとも
「俺は絶対に村を守るんだ!」
という気概がとても熱かったです。

こういう人が村に一人でもいれば
そう易々と滅びることはないんでしょうね。

様々な困難がありながらも、
親との約束をしっかり果たした五平。

松麻呂さんの熱量と相まって
とても感動するお話でした。

 

おまけ
当日終演後の松麻呂さん。
なぜ中日ドラゴンズは勝てないのか?
について、意見が一致しました(笑)

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