2020年8月19日
此花千鳥亭で開催された「第4回千鳥亭で男前」をオンライン視聴。
メンバーは、桂三幸さん・旭堂南龍さん・桂華紋さん・桂あおばさんの4名です。
事前に告知されていた華紋さんの「御簾内落語」を聴くことができました。
そのほかちょっとした事件もあったりで楽しい2時間となりました。
9/28追記
ダイジェスト版が「講談ひるず」のyoutubeチャンネルにアップロードされました。
こちらも是非ご覧ください。
演目
桂あおば きざお
桂華紋 はてなの茶碗(御簾内落語)
仲入り
桂三幸 新作
旭堂南龍 赤穂義士外伝~誉の刀鍛冶
オープニングトーク

「ソーシャルぎりぎりディスタンス」
間引いた座席で満席だったそうです。皆さん人気ありますからね!
「うまみイースト」を見ていると言うのが恥ずかしい!?
車をいじる華紋さんに、「抜き打ちyoutubeチェックや!」と応酬。
「桂三幸でーす」と自己紹介する流れも貴重になったようで。
少数派を大事にするうまみさんに、生きゃもん砲が(;’∀’)
御簾の用意と片付けがあるので華紋さんが二番手。
トリを取るように要請されたあおばさんですが、じゃんけんでこの順番となりました。
あおばさん・きざお

まくらがグダグダでしたが、それには理由が…
客席に古典か新作どちらがいいかを客席に聞く、絶不調のあおばさん。
同票数だったので宮戸川に入りましたが、「やっぱ新作落語しますわ」と新作へ変更。
ネタはめちゃくちゃ面白かったです!
「今日はクリスマス、イエス様の生まれた日。こんな日にノーとは言わせないよ」
彼女の前でカッコつける男が、デート後にプロポーズをするというお話です。
ちょっと大げさでしたが、気持ちはわかるなあ。
ボウリングで7点、神社でフラメンコのような二礼二拍手一礼。
空手11段・柔道12段、合わせて24段(;’∀’)
徐々に不安になり、泣き出す彼氏でしたが…
華紋さん・はてなの茶碗(御簾内落語)

落語界初の御簾内落語です。
配信限定で御簾の中を見せて頂きました。
御簾の中も見る形式と、御簾だけの形式。
どちらも見ましたが、御簾だけだとネタへの集中力が高まりますね!
大きな動きがある場面は御簾越しでも華紋さんが動いている気がしました。
行燈の油を売り歩いていた油屋さん。
京都の茶店にて、隣でお茶を飲んでいた「茶道具屋の金兵衛さん」が見ていた茶碗。
これを値打ちものと見た油屋さんは、ちょっと強引に二両で引き取ります。
茶碗を立派な桐の箱と上等な風呂敷で包み、自分は前掛けをして古道具屋の手代という体裁で金兵衛さんの店に乗り込みます。
この茶碗はヒビがなければ何の障りもない。
ただ、お茶が漏れるという不思議な茶碗でした。
この茶碗が時の帝の耳に入り…
仲入り
三幸さん・新作

三幸さんの高座中に事件が!
ハエが顔に止まっておりました(;’∀’)
写真はおまけにて。
ネタおろしの時は、自分の世界に入っているので反応が入ってこない。
2回目が反応入ってくるので、一番難しいそうです。
今回は桂サングラスさんが登場。
1曲披露されておりました。
歌詞を覚えているか不安だったので、手ぬぐいに歌詞が。
あだち充先生の漫画が好きな父親に、作品の登場人物の名前を付けられた子供。
あだち先生は2回に1回は野球をしない!?
絵が全部同じなのでわかりずらいですね…
南龍さん・誉の刀鍛冶

忠僕直助という演題も使われる赤穂義士外伝。
直助の、主人を想う忠義の心に胸を打たれる暖かいお話です。
「ならぬ堪忍するが堪忍」
播州赤穂藩家臣・岡島八十右衛門。
月見の宴で家老大野黒兵衛から、差している刀を見られ「犬侍・禄盗人」と罵りを受けますが、じっと辛抱しておりました。
八十右衛門の僕である直助はその経緯聞き、
主人のために良い刀を買って差し上げようと大坂へ向かいます。
行く当てがない直助は、刀鍛冶の職場で槌を打つ音を聞きました。
大坂政宗と評判の高い津田越前守助広に弟子入りし、厳しい修行を終えた直助は助広の養子に迎い入れられます。
「津田近江守助直」と改めた直助は、多くの門人を連れて故郷に錦を飾るのでした。
まとめ
あおばさんがグダグダだった原因は、開演前華紋さんに叱られたことが原因でした。
詳細は翌日の「おはよう落語」にて語られております。
叱ってくれる方がいるのは、幸せな事ですね(´▽`)
おまけ
御簾内の華紋さん

ハエが止まった三幸さん。
右頬のあたりの黒い点がハエです。

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