2021年12月25日
浅草木馬亭で開催された『姉様キングス クリスマス夜会TOKYO』を現地鑑賞。
開演から仲入りまでは落語、仲入り後はショーという二部構成でした。
演目
~仲入り~
姉様キングス 音曲漫才
歌謡股旅ロック 音曲漫才
(極悪いちご団阿仁異/のまど舎しょうけい)
シャンソンショー
まとめ
二日経った今でも余韻が残ってます。
後半のショーは最高だったなあ。
特に初めて聞いた「あほだら経」が印象に残ってます。
そして、木馬亭で『お富さん』を聴けると思わなかったので、ちょっと感動しました。
来年も開催する方向のようなので、またお会いできるのを楽しみに待ってます!
おとめさん・雑排
おとめさんの高座は初かな?
なかなかキャラが濃い方でなんですよね(もちろんいい意味で)
「山王の 三の桜の三下り 合いの手と手と手手と手と手と」
…言いにくい、舌がつってしまいそうだ(;’∀’)
道歌(どんか)七度(しちど/ななたび)返し、言えたらカッコいいでしょうねえ。
染雀さん・佐々木裁き
奉行に奇譚のない意見をする四郎吉。
普通なら斬られても仕方ないと思いますが、笑って許す辺りが器の大きさを感じました。
佐々木信濃守顕発は実在の人物です。
史実では大坂東町奉行・江戸北町/南町奉行を歴任しているので、上方落語/江戸落語どちらでも違和感ないんですね~。
あやめさん・ワクチン兄弟
某上方落語家二名をモデルにした新作落語です。
獣医の資格を持った落語家が、ワクチン接種を受け持ったら?
当然医師免許不所持の方はできないことなのですが、やったらどうなるのだろうか?
ファンタジーの世界を体験しました(笑)
仲入り
姉様キングス・音曲漫才
内容は、都々逸・なぞかけ・ストトン節・あほだら経
ストトン節は大正期、あほだら経は幕末から明治期かけて流行ったようです。
どちらも初めて拝聴しましたが、現代でも通用するかなと感じました。
歌謡股旅ロック
『極悪いちご団』阿仁異さん・『のまど舎』しょうけいさんの特別ユニット。
阿仁異さんのエレキギターと、しょうけいさんの軽快なチンドンがいいバランスでした。
平手造酒の歌(大利根無情かな?)・森の石松・お富さん
子供のころ微かに聞いた記憶があって、なんだか懐かしくなりました。
当時と比べて背景が分っているため、楽しみ方も変わってます。
シャンソンショー
あやめさん『ジタンでジタン』
染雀さん『ボンボワヤージュ』
最後はお二方で『オーバーザレインボーLGBT』
もちろん笑えるところもあったのですが、最終的に感動してしまいました(笑)
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