2023年3月20日から23日まで、約4日間入院してました。
今回はそこでの体験を書いていきたいと思います。
経緯
20日の朝目が覚めると、世界がぐるぐる回る感覚に襲われ
※回転性めまいと言うそうです
起床もままならない状態。
当日は平日ですが社休日だったので
何とか家事をこなそうと起き上がったところ
強烈な吐き気に襲われ嘔吐
これがお昼まで続くことになり
たまらず119番に助けを求めました。

こんな感じですが、多分これよりひどい。
入院へ
搬送先の病院で1時間ほど応急処置をしてもらいましたが
立って歩こうとするとフラフラな状態で歩くこともままならず
そのまま入院する事となりました。
一人部屋と四人部屋どちらにしますか?と聞かれましたが
差額ベッド代が1日16,000円もかかると聞いて四人部屋に妥協(;’∀’)
お酒を飲んでいないのに、ずっと酩酊状態
さらに頭痛が重なっている感じですね。
20日の意識はここからあまりないのですが、
おそらく救急搬送の病棟に入院したのでしょう。
朝晩交代で看護師さんが面倒を見てくれることに。
とても優しくて助かりました。
病室の隣がトイレだったのですが、3メートル歩くのも
介助が必要になる体たらく…(;’∀’)
ここから3日間は腕に点滴の管が通される事になります。
点滴は吐き気を抑えるためとのことでした。
後に主治医となる先生から、翌々日にMRI検査が
ある旨お話をいただきました。
となりのベッドの山田さん(仮名)が夜中ずっと元気で
あまり睡眠がとれず…
これが4人部屋の洗礼かと苦笑いです。
21日
点滴と投薬のおかげで意識ははっきりしてきました。
朝から食事も何とかこなせるようになってます。
21日は『春分の日』で外来はお休み。
朝少し寝られました。
お昼は起きていたので、カーテン越しに山田さんと看護師さんの掛け合いを拝聴。
看護師さんのお名前を何度も覚えようとされてましたが…(笑)
この日は消灯前、別の病室の患者さんが侵入しており
かなり焦りました(;’∀’)
当然の如く、夜は山田さんが元気でまた睡眠がとれず(;’∀’)
途中から言ってることが面白くなってしまった。
めまいはだいぶ治まってきて
台車を押しながらであれば歩くようになりました。
22日
この日の朝、一般病棟に移動。
落ち着いた部屋で静かな時が流れます。
ちょうと当日はWBC決勝戦で、優勝の瞬間は盛り上がりました!
MRI
脳梗塞の疑いがあるとのことで
人生初のMRI検査を受けました。
アスファルトにドリルで穴を空けるような音
馬の蹄を連想させる音が
頭に響きました。
思ったほど不快ではなかったですね。
良性発作性頭位めまい症
結果について主治医より説明が。
脳梗塞ではないそうで、『良性発作性頭位めまい症』だろうとのこと。
良性発作性頭位めまい症は、めまいを引き起こす耳の病気の中でも最も多い身近なものです。じっとしているときは起こらないのですが、病名に「頭位(とうい)」とついているように、頭を動かしたときに特定の位置でめまいが起こるのが特徴です。
めまいが起こる頭の位置は人それぞれですが、大きく分けると、目薬をさそうと上を向いたとき、あるいはシャンプーをしようと下を向いたときなどの縦の動きと、寝返りを打つときなどの横の動きで起こることが多いようです。
ぐるぐる回るような回転性のめまいです。1回の発作は通常1分以内の短時間でおさまるのですが、再び頭を動かすと目が回るということを繰り返します。吐き気や嘔吐がある人もいますが、通常、耳鳴りや難聴はありません。
頭痛はありませんが、片頭痛持ちの人はそうでない人よりも良性発作性頭位めまい症を発症する頻度が多いことが分かっています。
サワイ健康推進課ホームページより
ストレスが原因で発症する病気らしいです。
メニエール病にも関係があるんですね。
…しかし、ストレス耐性がホントにない体だな(;’∀’)
おまけに偏頭痛持ちなので、なるべくしてなったのか。
療養期間付きではありますが
運動もした方がいいとのことで
翌日に退院が決まりました。
まとめ
人生初の入院。
当初は死ぬかと思いましたが
終わってみればあっという間の4日間でした。
今回入院して感じたのは医療の最前線にいる方の迅速な判断です。
特に看護師さんの働く姿はとても感動しました。
そして、病院食が思った以上においしい!
まったく逆のことを想像していただけに
これはびっくりしました。
主治医からは今後症状が出たらまた来てくださいとのことでしたが
めまいなので症状が出たら病院へたどり着けない矛盾が…
まあ、違和感を抱いたらすぐに行かなければならないのでしょうね。
今回の教訓は、119番通報するからには
できる限り入院を想定した準備をすること。ですかね。
症状が落ち着いてからは下着や充電器がなくて苦労しました。
売店で買えたのでよかったですが、なかったらたまらないですね(;’∀’)
ということで、今回の記事を締めたいと思います。
同じような症状が出た方の一助になれば幸いです。
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