此花千鳥亭月曜お昼寄席6/15~夢は大きく!

6月15日開催 此花千鳥亭月曜お昼寄席を視聴。
今回は南斗さん、福丸さん、南龍さんでした。

南斗さんが飛び入りで参加。
初見でしたが、キャラがいいですね(´▽`)
後席の福丸さん・南龍さんは安定感がありました。

演目

旭堂南斗 水戸黄門漫遊記~牛盗人
桂福丸  金明竹
旭堂南龍 木津の勘助

南斗さん・牛盗人

上記の通り、高座は初めて観ました。
講談会の「宮根誠司」との事。確かに似てますね(;’∀’)

コロナ前より体重が増えたと思いきや、減ったそうです。
理由は、動かないので食事をすることがなかったからだとか。

磐城国のとある代官所で黒牛が盗まれました。
犯人を捕縛しましたが、公明正大な代官は皆の前で裁きをするという。
聞いてみれば訴えたのは犯人の息子で、褒美が欲しいから訴えたのだという。
その理由とは…

身代わりに罪をかぶろうとする息子。
それを汲み取り公明正大な裁きをしたこの代官は、ご老公光圀公より御感状を拝領し、やがて次席家老にまで出世したのでした。

福丸さん・金明竹

Zoom配信の裏側をお話し頂きました。
会議室アプリなので、お客が参加できる設定もできます。

聞いてみたところ、ろくな会話をしていない事が分かったそうですw
寄席でも話し声がたまに聞こえますが、実際にそうですからね…

大爆笑すると3~4mつばがとぶそうなので、これからは面白い落語会を避ければ感染リスク下げられるそうです(;’∀’)

頼りない丁稚のさだきち。
旦那から「あんじょう店番しなはれや!」と言われても、抜けた対応を重ねます。

上方でも、お使いの言葉は理解できないんですね(;’∀’)
それ程難しい口上なのか…
おかみさんはお茶やご飯を食べてもらって、更に口上をしてもらおうとしておりましたが、疲れて帰ってしまいました。

福丸さんは所作が綺麗なお方なので、おかみさんの品の良さが際立っておりましたね!

南龍さん・木津の勘助

木津勘助こと中村勘助の話です。
勘助は江戸初期の開拓者で、大阪の発展に貢献したそうです。

材木問屋・淀屋十兵衛へ訪問した勘助。
番頭の五兵衛に青物屋と間違えられ、更にぞんざいな対応をされたので、啖呵を切ります。自分の名前を呼ぶ声が聞こえたので、十兵衛が顔を出してきました。

淀屋十兵衛は、難波に墓参りした際に袱紗包みを忘れておりました。
その袱紗包みを住職から届けてもらうよう依頼されていたので持参したのですが、上記の対応をされて上にお礼を金で解決しようとしたので勘助は十兵衛を叱るのでした。

ここから十兵衛と勘助の交流が始まります。
十兵衛の娘お直が勘助に惚れたため結婚しました。

結婚後仲睦まじく暮らしていたある日、仲人を務めてくれた米屋の六兵衛が米相場で200両の借金を背負っていることを知った勘助。
どうしようもないとお直に話したところ、お直は当座の小遣いとして3000両を預かっているとの事で、早速六兵衛の借金を返します。

また、残りに2800両を使って木津川の治水を整理するのでした。
1639(寛永16)年冷害(飢饉)の折には、率先して幕府の米蔵を破り庶民を救済した勘助。侠客として今日まで伝えられております。

エンディングトーク・まとめ

お三方がお話されていた通り、後からでも観れるシステムはいいですね(´▽`)
平日の昼間は観る事ができないので、帰宅後ゆっくり拝見しております。

福丸さんが提案されていた、「音が漏れないマスク」実用化できるといいなあ。
ただ、そうなると自分の声も聞こえなくなるから何言ってるか分からなくなる!?(;’∀’)
人間が考えていることは具現化できると言う南龍さん。今後の技術革新に期待します!

いつの日か会場満員、Zoomでも一万人が視聴。
という時代が来ることを願いまして締めとさせて頂きます。

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