2020年6月22日開催 此花千鳥亭月曜お昼寄席をアーカイブ視聴。
今回のご出演は小南陵さんと鉄瓶さん。お二方は同期(2001年入門)です。
弟弟子・玉田玉秀斎さんの件で、小南陵さんがオープニングから絶好調でしたw
演目
笑福亭鉄瓶 いらち俥
旭堂小南陵 壺坂観音霊験記
オープニングトーク
オンラインでは客席が見えませんでしたが、会場は完売。
20代(に見える?)客層で、現地は活気が凄かったようです。
確かに金額を考えればわかりますが、これで(木戸銭1000円)お金は稼げないですよね…
一人2万ずつ祝儀をもれらえれば!(;’∀’)
ではなぜやるのか?お客さんに見てもらってなんぼ。
オンラインの仕事も大事ですが、自分の充実感のためでもあるとの事。
玉田玉秀斎さんとダブル襲名披露を行った小南陵さんですが、芸界に知り合いがいなかった玉秀斎さん。小南陵さんが気を使ったのでこうなったのだとか。
止まらない悪口にに大爆笑しました(´▽`)
鉄瓶さん・いらち俥

二児の父ですが、父の日に何もなかったという鉄瓶さん。
働かなく、お金を落とさないと家族の中でも環境が変わる!?
鉄瓶さんが見た生々しい夢の話に大爆笑!
この話は生で観た方への特典ですね。
いらち俥は江戸落語では「反対俥」の名前で口演されております。
「耳悪いジジイやな」「誰が耳ジジイやねん!」
一人目の耳のわるそうな俥屋のおじさんとの会話が…
悪口はしっかり聞こえているおじさんw
「江戸で鍛えた」という威勢のいい俥屋さんは、お客さんが乗っていないのに出発×2回。
会場用とオンライン用にボケをされるというサービス(´▽`)
更に、「どけっちゅうてんねん」と前のどんくさい俥にあおり運転する俥屋さん。
ちょいちょい飛んでましたが、川を飛ぼうとする練習でした(;´∀`)
小南陵さん・壺坂観音霊験記

人というのは信じたことが自分の現実になる。
事実の見方、方向によって受け取り方がまったく異なるようです。
志を持っていれば導かれていく、念ずれば通ず。
事実、神田鯉栄さんの7月来阪が実現しましたからね(´▽`)
洪水からお里という女の子を助けた沢市。
飛び込んでいった事が原因なのか、半年後には目が見えなくなってしまいました。
その後、お里は自分を助けてくれた沢市と祝言を挙げます。
自分のせい?に目が見えなくなってしまった沢市のために、三年間毎日壺坂の観音様へお参りに行っていたお里。
真実を知った沢市はお里と一緒に壺坂観音へ向かいます。
妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ、頃は六月中の頃、夏とは言えど片田舎
しかし沢市が壺坂観音に向かった真の理由は、自分のために人生を犠牲にしているお里を救うため、現世から消える事でした。
崖から身を投げる沢市。それを見て、お里も身を投げてしまいます。
この後奇跡が…!!
今日まで眼病封じのお寺と伝えられている壺阪寺のお話でした。
まとめ
今後、玉田玉秀斎さんの「続き読み」が始まる!?
「頃は~」で始まるずっと悪口の続き読みはちょっと興味があります(´▽`)
この話をすると3日かかるそうなので、次回も期待してます!
補足:壷阪寺(ホームページより)
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