2020年8月15日 繁昌亭昼席をオンライン視聴しました。
繁昌亭は大阪にある寄席で上方落語の定席です。
「朝席」「昼席」「夜席」の3部構成で、「昼席」がいわゆる定席。
現在は日替わり出演となっております。
演目
月亭遊真 犬の目
(機材トラブルにより途中から。レポートなし)
桂三幸 空見なよ
笑福亭生喬 須磨の浦風
桂文華 青菜
仲入り
ナオユキ 漫談
笑福亭鶴笑 立体西遊記
三幸さん・空見なよ
「うまみイースト」こと桂三幸さん。
落語家であり、レーサーです。和歌ぽんさんネタの枕は何度聞いても面白いですねw
ご本人曰く、時間配分を間違えて話し過ぎたようです(;’∀’)
「空見なよ」喧嘩したカップルの男性が実家に帰るという事で、
電車のメロディから、路線・行く場所を割り出し彼女を向かわせるという話。
東京バージョンもあります。
「梅田駅」と「大阪駅」が同じ駅なのがわからないのは、関西初めてあるあるですね。
自分も初訪問した際はかなり迷った記憶があります。
他にも読みにくい駅名に対して、ツッコミながら読み方の指南がありました。
生喬さん・須磨の浦風
「これだけタイトルと中身にギャップのある演目は…」と仰る演目です(;’∀’)
江戸時代の大坂の豪商、鴻池善右衛門。
ある時、紀州の殿さまがお忍びでやってくることになり、おもてなしを巡って大騒ぎとなります。
善右衛門は驚くような趣向をやりたいと言います。
番頭は、涼しく冷たい炬燵・雪景色の庭・涼しい須磨の浦風を取り寄せようと提案。
須磨の浦風を100個の長持を10人の人足が運ぶことになりますが、
夜通し運んでいるので暑さでフラフラになってしまいました。そこで長持を開けてみると…
文華さん・青菜
別名「上方落語の妖怪人間ベロ」
華紋さんの師匠でいつか高座を観たいと思っておりました。
「夏の思い出」
高度経済成長「3C」が一般家庭に普及した時代。
白元から発売された「アイスノン」で寝ていたそうです。
これは子供の頃使いましたねえ。冷やすとカチンコチンになって痛いんですよね…
そうめんをガラスコップに入れて食べてるのもわかります(´▽`)
行水をの話と、扇風機の件は爆笑しましたw
お酒が好きな植木屋さん。
大家の旦那さんからおもてなしを受けます。
おかみさんとの「隠し言葉」を気に入り、自宅でもやろうとします。
植木屋さんのおかみさんは粗雑な女性。
何とか話をつけ、熊さんを相手にご大家の真似をしようとしますが…
仲入り
ナオユキさん・漫談
シュールな漫談でとても面白かったです。
冷静なツッコミに大爆笑(´▽`)
ナオユキさんの人間観察は鋭いですね!
スナックのネタは特によかったなあ。
柿の種の件でお子さんが大爆笑→ナオユキさんも釣られて爆笑。
場内大盛り上がり!
「周りに多分こんな大人見たことがないんやろなw」との事でしたw
鶴笑さん・立体西遊記

「お盆はいろんな人が天国から帰ってきます。
開いてる席は天国から帰って来た人の席ですよ。」
そんな事はないと仰っておりましたが、粋な言葉ですね!
松鶴師匠とのエピソードも面白かったです。
悟空と赤鬼の激しい戦い!
遠近法を使っての空中の戦いは見物です!
赤鬼がぐるんぐるん周っておりました(´▽`)
青鬼は三蔵法師と対決。
が、武器を奪われ悟空に頼る事に(;’∀’)
悟空は頭を吹き飛ばされながらも青鬼を退治しました!
まとめ
皆さん面白かったです(´▽`)
鶴笑師匠のパペット落語はみんなを元気にしますね!
いつか生の高座を観て元気をもらいたいと思います!
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