2020年12月19日
繁昌亭昼席をオンライン視聴。
12月14日から20日までは「女流噺家ウィーク」
出演者6名中5名が女性という番組構成です。
演目
露の棗 つる
月亭天使 平林
露の眞 松山鏡+どじょうすくい
笑福亭銀瓶 短命
~仲入り~
大森くみこ 無声映画「茶目子の一日」
桂あやめ 妙齢女性の微妙なところ
棗さん・つる
棗さんは初めての視聴。
ネタはつるですが、カラスが何回か出てきたような気がします(笑)
上方のつるは、カンナで削る音(見台を擦る音)が直に聞こえていいですね!
天使さん・平林
天使さんのまくらで使われている、天王寺の「スパワールド」
十数年前に一度行ったことがある事を思い出しました。
当時は大阪の地理が分かっていなかったのですが、新世界も通っていたのかも。
ただ、通天閣に登ってないのは確かです(;’∀’)
「たいらばやし」「ひらりん」「いちはちじゅうのもくもく」
「ひとつとやっつでとっきっき」
平林の読みがとんでもない方向へ行ってしまうお話ですが、実際にこんな苗字の方がいたら面白そうだなあと思います。
例えば、「いちはちじゅうのもくもく まさお」
何かこれだけで笑えますね。
眞さん・松山鏡
出囃子が「激!帝国華撃団」(サクラ大戦)で、おっ!っとなりました。
は~し~れ~、こうそくの~て~い~こ~くかげきだん~。
与作という母親孝行の男が、お上よりご褒美がもらえる事になりました。
「亡くなった、おとっつぁんに会いたい」という与作に「はあ?」とうろたえた代官は、鏡を見せる事で安心させましたが…
冷静に考えると、つづらの中におとっつぁんが隠れていたり、女性が隠されていたりのはかなり怖いですね(;’∀’)
一席後、安来節「どじょうすくい踊り」もご披露。
しっかりおっさんになってたなあ。
銀瓶さん・短命
女流ウィークにご出演される男性は1日1名。
7日興行があるので、選ばれし7名。いや、生贄の7名!?
ウイルスが猛威を奮っている2020年。
女性を口説くのにもPCR検査の陰性証明書がいるのかもしれないですね…
「何よりも、側が毒だと医者が言い」
「出養生、毒も一緒に連れて行き」
毒殺されたと想像している様子が面白かったです。
指から、足から毒が出ている…(;’∀’)
仲入り
大森くみこさん・無声映画「茶目子の一日」
活動写真弁士の方を見るのは坂本頼光さんに次いでお二方目です。
一人で何役もの声を変えられるのは凄いよなあ。
1919年の作品なのですが、この頃からライオンの歯磨きはあったんですね~
何となく、面影がちびまる子ちゃんと似てました。
あやめさん・妙齢女性の微妙なところ
「女子会プラン」
ネットでよく見かける広告です。
芸人が大勢でつめかけると、一波乱あるそうで…
パワーが違いますからね(;’∀’)
妙齢=若い年頃・特に女性の若い年頃という意味(国語辞典より)
「妙」という字が若いという意味らしいです。
最近は年齢より若く見える女性も多いので、現代の「若い」の定義もよくわからないですね。
ファーのベストを着たらマタギに見える…
そして「ブロディ」に見られたという件に笑い転げました。
極めつけはクライマックスの健康体操。笑いすぎてお腹痛かったです。
まとめ
とても楽しい番組でした!
来年も配信があったら拝聴しようと思います。
「女子会」実際はどんな雰囲気なのでしょうか、興味は尽きません。
ちなみに「ブロディ」とはブルーザー・ブロディの事で、スタン・ハンセンとよくタッグを組んでいたプロレスラーです。
気になる方は検索してみて下さい。マタギそのものだと思います(笑)
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