2023年6月10日
東京都日野市へ行って参りました。
今回の目的地は、高幡不動尊です。
高幡山明王院 金剛寺(高幡不動尊)

高幡不動尊こと、高幡山明王院・金剛寺
関東三大不動の一つです。
概要

高幡不動尊金剛寺の歴史と文化財
真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺、は古来日本一と伝えられる木彫の丈六不動三尊像をご安置する寺で、高幡不動尊と呼ばれて親しまれている。
古文書等に大宝以前の草創、行基菩薩の開基と記されているが、平安時代の初期に慈覚大師(円仁)が清和天皇の勅願によって統治を東関鎮護の例場と定め、山中に不動尊を建立したのに始まる。
後、建武二年の大風によって山中の堂宇が崩壊し、時の住僧儀海上人が麓に移建したのが現在の不動堂で、室町時代再建の仁王門も関東有数の古建築である。
鎌倉時代以降の高幡不動尊は十院不動堂とも呼ばれ、真言宗武蔵方の名だたる談議所(学問所)であった。
江戸時代安永八年の大火で大日堂を始め多くの伽藍と重宝を焼失したが尚、約二万点の古文化財を蔵している。
高幡不動尊は新選組の副長、土方歳三の菩提寺で境内地は三万坪余り、史蹟・文学碑も多く、桜(300本)、あじさい(7500株)、もみじ(古木350本・若木1000本)の名所でもある。山内に八十八カ所の弘法大師像がまつられ約一時間で巡拝できる。
MAP

境内の写真
土方歳三像


さすが土方歳三の菩提寺。
立派な銅像が建ってます。
新選組両雄の碑


近藤勇も多摩出身なので
土方と共に顕彰されているんですね。
仁王門





宝輪閣


不動堂



重要文化財 金剛寺不動堂
不動堂はもと山上にあったが、建武2年(1335)の大風で倒壊した時の住僧儀海上人の発願によって、康永元年(1342)現在地に移建された。昭和31年の解体復元修理の際、江戸時代の彫刻群等、後世の者は全部取り除かれ、創建時の豪壮・簡素な堂に復原され銅板葺となった。
尚、堂内安置の丈六不動明王像並びに両童子像(平安時代)・不動明王像内文書69枚(南北朝時代)及び鰐口(鎌倉時代・文永10年銘)はすべて重要文化財に指定されている。
日野市教育委員会
弁天堂

交通安全祈願殿


五重塔


上杉憲顕の墓



上杉堂(上杉憲顕の墓)
上杉憲顕は氏憲(禅秀)の子、享徳四年正月(1455年)、足利成氏の軍と立川原に合戦、深手を負い高幡寺に入り自刃した。自然石はその墓標で、俗間信仰に茶湯石(服石)と言い、百か日、忌佛い供養の伝承がある
(鎌倉六草紙)
大子堂



聖天堂



大観音像

山門





五部権現社




大日堂


知足庵・豊泉寮









風信庵




御朱印


祈祷料300円・御朱印帳は1200円です。
混雑時は手書きの御朱印は時間がかかります。
ご希望の方は、御朱印帳を預けてから境内を周るといいかもしれません。
アクセス
住所:〒191-0031 東京都日野市高幡733
京王線・多摩都市モノレール 高幡不動駅徒歩5分
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