2023年5月4日
板橋区立郷土資料館へ行ってきました。
4月22日~7月9日まで、収蔵品展『煎茶にしませんちゃ?』が開催されています。
公式サイト→https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyodoshiryokan/exhibition/3000562/3000566.html
収蔵品展『煎茶にしませんちゃ?』

煎茶とは、現在日本でよく飲まれるお茶です。茶葉を蒸し・揉みながら乾燥させたものを急須などに入れ、お湯を入れて成分を抽出します。そして、煎茶道とは、この煎茶を飲む作法となります。江戸時代から板橋宿平尾で名主を務めた脇本陣・豊田家では煎茶と関わりがあります。
中山道板橋宿平尾の脇本陣豊田家は、代々平尾の名主兼板橋宿の問屋を務めた家です。この豊田家より伝わった資料群は、平成9年(1997)3月に「脇本陣豊田家資料一括」として、区の有形文化財に登録されています。
豊田家の資料の中でも、とりわけ異彩を放つ資料として幕末から明治時代に豊田喜平治が収集した煎茶道具類が挙げられます。豊田喜平治は、煎茶道に造詣が深く、鐵蕉の号を使い「鐵蕉茶寮」(てっしょうさりょう)と呼ばれる茶室を設け、煎茶趣味を通した文化サロンを形成していたとされます。
今回の展示では、豊田家から伝わった煎茶道具を中心に当館が収蔵する茶道具・茶書、書画を通して、豊田家と煎茶について紹介します。一服するときは、煎茶にしませんちゃ?
公式サイトより
煎茶とは?





中興の祖 売茶翁高遊外




中山道板橋宿平尾脇本陣の豊田喜平治





鐡蕉茶寮





豊田喜平治の煎茶道







煎茶道具たち





















煎茶にしませんちゃ?


まとめ
一言に茶器と言っても、様々な種類があるものなんですねえ。
急須・茶碗・茶托…素晴らしいデザインが多く選べないです。
いや、これを使うわけではないのですが(;’∀’)
個人的には、地元の英雄・高島秋帆揮毫の扁額があるところが
板橋区らしいなと感じました。
これまでは粉やペットボトルでお茶を飲むことが多かったですが
今後はできる限り煎茶をしていきたいと思います。
アクセス
住所:〒175-0092 東京都板橋区赤塚5丁目35−25
都営三田線 西高島平駅徒歩13分
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