牛込~神楽坂を歩く②(寺院探訪)

2021年10月2日
再度神楽坂を歩いてきました。今回は寺院探訪です。

他にも何軒か伺ったのですが、残念ながらご住職が不在・御朱印(御首題)の受付を停止してました。こちらは時期を改めて伺うことにします。

毘沙門天 善國寺

神楽坂と言えばこの寺院を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
春には綺麗な藤棚が見られます。

御由緒

善國寺が創設されたのは、桃山時代末の文禄4(1595)年で、今からおよそ400年を遡る。

初代住職は佛乗院日惺上人と言い、池上本門寺十二代の貫首を勤めた方である。
上人は、二条関白昭実公の実子であり、父の関係で徳川家康公と以前から親交を持っていた。
上人が遊学先の京都より、本門寺貫首として迎えられてから九年後の天正18(1590)年、家康公は江戸城に居を移し、二人は再会することになった。

そこで上人は、直ちに祖父伝来の毘沙門天像を前に天下泰平のご祈祷を修した。
それを伝え聞いた家康公は、上人に日本橋馬喰町馬場北の先に寺地を与えさらに鎮護国家の意を込めて、手ずから『鎮護山・善國寺』の山・寺号額をしたためて贈り、開基となられた。
ここに毘沙門天を奉安する、名刹・善國寺が誕生したのである。

徳川家の中で、法華経への信仰が厚いといえば、それは黄門様で有名な水戸光圀公である。
光圀公も、善國寺の毘沙門天様に信をお寄せになり、寛文10(1670)年に焼失した当山を麹町に移転し、立派に再建されたのである。
この縁由により、爾来当山は徳川ご本家、並びにご分家の三郷のうちの田安・一橋家の祈願所となったのである。

善國寺ホームページより

境内の写真

御朱印

初穂料は400円、現在は書置きのみです。
日蓮宗の寺院なので御首題もあったのでしょうか。
聞けばよかったかな(笑)

アクセス

見出し

各線       飯田橋駅より徒歩8分
東京メトロ東西線 神楽坂駅より徒歩7分
地下鉄大江戸線  牛込神楽坂駅より徒歩7分

一樹山 宗柏寺

御縁起

一樹山宗柏寺(いちきさんそうはくじ)は、寛永八年(1631)、大僧都興正院日意(だいそうずこうしょういんにちい)上人によって、武蔵国豊嶋郡牛込村(むさしのくにとしまごうりうしごめ)の現在地に開創されました。

 日意上人の父・尾形宗柏(おがたそうはく)が、寛永七年(1630)に草庵を結び、その示寂(じじゃく)ののち、日意上人が両親の菩提を弔うため、その地に堂宇を建立したもので、寺号は父・宗柏の名にちなみ、山号は母の法号・一樹院法興日順にちなんでいます(後略)

宗柏寺ホームページより

境内の写真

御首題

直書きして頂きました。
300円のお納め。『矢来のお釈迦さま』という言葉が気に入っています。
『矢来町』といえば、古今亭志ん朝師匠ですね。

アクセス

一樹山 宗柏寺

東京メトロ東西線 神楽坂駅より徒歩5分

常栄山 浄輪寺

歴史

同寺は慶長17年(1612年)、江戸城付近にて、毘沙門天を携えた近江国(現在の滋賀県)佐々木氏の末裔により創建された。寛永12年(1635年)に現在地に移転する。

境内には毘沙門堂の他、江戸時代の和算家・関孝和の墓がある(1958年、東京都史跡に指定)

wikipediaより

境内の写真

関孝和のお墓

こちらが関孝和のお墓です。
関流和算の始祖で『算聖』とあがめられました。

明治以後、和算が西洋数学にとって代わられた後も、『日本数学史上最高の英雄的人物』とされてます。

国立科学博物館展示物より。

御首題

こちらも直書きして頂きました。
『お気持ちで』との事だったので、こちらも300円収めてきました。

アクセス

常栄山 浄輪寺

都営大江戸線   牛込柳町駅から徒歩6分
東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩8分

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