桂紋四郎の上方二ツ目最前線7/6~3ヶ月越しの雀太さんご来京

2020年7月6日 「桂紋四郎の上方二ツ目最前線」
毎月連雀亭にて開催されておりましたが、3月末より休席だったため今回3ヶ月越しとなりました。
再開後の貸席がお休みのため、今回は「中野シアターかざあな」にて。

入り口はこんな感じです。
内部は小劇場なのですが、秘密基地のような会場で趣?がありましたw

高座はこんな感じでした。

演目

桂紋四郎 ちはやふる
桂雀太  宿屋仇
~仲入り~
桂雀太  天狗裁き
桂紋四郎 植木屋娘

オープニングトーク

雀太さんひげを剃られておりました。
MBS「らくごのお時間」ご出演後、親御さんから髭をそりなさいと電話がかかってきたからなのだとか(;’∀’)

また、ここ3ヶ月間情報を仕入れていない、1日1回の配信ニュースのみしか見ていない雀太さんですが、いろいろ口コミの情報は入ってくるようで…

紋四郎さん・ちはやふる

おはよう落語の「鎌倉褒め」の話が今回繋がりました。
詳細は伏せますが、鎌倉連続読み。今後の展開が楽しみです(´▽`)
ちなみに、子供の頃アリをしばきましたが食べてはいませんw

ちはやふるは、「味わい深い名歌」百人一首・在原業平の歌の意味についての意味を、物知りさんに伺うというお話です。

相撲取りの「竜田川」が実家の豆腐屋に帰った際、親子で泣きながら夜を明かす光景を、見守る地元の人々の光景を思い浮かべると何かほっこりします(´▽`)

「互いに見渡す顔と顔!あ~!!」
千早太夫の成れの果て、と豆腐屋になった竜田川。
相撲取り時代に冷たくされた恨みを見事に晴らした竜田川でした。

雀太さん・宿屋仇

雀太さんの高座は配信で観ていてもめちゃくちゃ笑っていたのですが、生でみると更に面白かったです。
宿屋仇は初めて観た高座だったので感激しました(´▽`)

喜六・清八・源兵衛の「始終三人」が大暴れ!
陽気に上がるので、わらじ片方脱ぎ忘れてましたw
どんちゃん騒ぎをしてましてが、隣の部屋にいる侍(一緒に踊りそうに)から苦情を言われて途端に静かになりました。

が、これで静かにすることもなく相撲取っちゃう三人。
そして源兵衛の話した体験談が…
色事師の源やんは、友達の首もついでに跳ねられそうになってました(;’∀’)

仲入り
雀太さん・天狗裁き
われわれ人間は夢と同じようなものから成っている、そしてわれわれの、ささやかな人生は眠りに取り囲まれている

シェイクスピア作「テンペスト」劇中のセリフですが、人間の人生・今まさに夢を見ているのではないかという大統領。夢の話、天狗裁きへ。

夢を見ていないと言い張る亭主に対し、夫婦喧嘩・兄弟分の喧嘩・町役人の家主とも喧嘩。奉行が色めき立ち、天狗まで出てくるというお話です。

中でも奉行の色めき立ち方に大爆笑。
ツンデレのような感覚を覚えました。

紋四郎さん・植木屋娘

100本の書き出し(請求書)をたちまち仕上げた伝吉。伝吉は寺に居候しておりますが、500石の跡目を相続する身です。
仕事ができるという事で、植木屋の主人幸右衛門はぞっこん惚れてしまいました。
娘のお光とくっつけようと画策します。

お光さんは美人なのでへんな虫がくっつく前に伝吉さんをという事、幸右衛門が楽隠居したい事もあり我を忘れて奔走します。
親ばかと、諦めない姿勢についにお光が…

途中からお光が紋子ちゃんに見えてきました(;’∀’)
疲れていたのか!?

紋子ちゃんはうまみイースト(桂三幸)さんの配信で観る事ができます。

まとめ

初雀太さん最高でした!
また東京にお越しの際は拝聴しに伺いたいと思います。

来月の開催は今のところ未定のようです。会場はここで固定かな?
上方の演者さんを観れる貴重な機会なので、ご無理なさらない範囲で開催頂ければと思います!

おまけ

前座として受付を担当されていた柳家小はださんがお見えになっておりました。勉強熱心ですね!

2020年5月21日より二ツ目に昇進されてから初めてお会いしたので、ご祝儀をお渡したら手ぬぐい頂きました。
小はださんは僕の中で「将太の寿司」の方とインプットされております(初めてお会いした際、打ち上げでユニクロのTシャツを着ておられたため)

そういえば、師匠であるはん治さんも文枝師匠の創作落語を演っておられるし、はん治一門は上方に縁が深いのかな?

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