2021年8月22日
オンライン公演『第17回上方落語にZOOMイン!』を視聴。
メンバーは、桂南天さん・桂かい枝さん・桂福丸さん・桂華紋さん。
感染症が急拡大している現在、日本一安全な公演です。
演目
桂南天 がまの油
桂福丸 桑名船
桂華紋 道具屋
桂かい枝 ハル子とカズ子
まとめ
今回も楽しませていただきました。
新企画として、福丸さんが次回の演目を事前に発表(そば清を演るそうです)
演目にまつわる背景の絵を募集しています。
採用された方には何か差し上げるとの事だったので、奮って応募してください。
※私は絵心がないのでやめておきます(笑)
次回開催は、9月5日(日)14:00~です!

南天さん・ がまの油
人間、欲を出しちゃいかんですね(;’∀’)
何事も「ほどほど」にしておかないと、その後悪い噂が立ち、商売に影響が出るのでしょう。
特に酔っぱらって、もう一儲けなんてもってのほかです。
そんな教訓を教えてもらえるお話です。
終盤、刀で腕を斬って出血多量になる行商人。
血止めはしてもらえたのでしょうか(笑)
福丸さん・桑名船
熱田にある船着き場、および桑名までの『七里の渡し』で繰り広げられるお話です。
現在の愛知県名古屋市から、三重県桑名市まで約27キロ。
4時間から6時間の旅だったそうです(出典:名古屋市ホームページ)
若侍がキセルの雁首を落として、くず屋さんが購入しようとする。
怒った若侍と、仲裁に入った侍が決闘しようとする件は、江戸落語の『岸柳島』とほぼ同じですね。
こちらが先で江戸落語に移植されたのでしょうか。
トークコーナー
『びっくりするような差し入れ、楽屋見舞い』
かい枝師匠が楽屋見舞いで幟をもらっていたことから、このお話になりました。
みなさんいろいろな差し入れをもらっているんですねー。
華紋さん・道具屋
『じょうげ』に続き、『遠近』の画角が誕生!
物に焦点を当て、あえて自分をぼやかす技術。
少しの工夫で世界が広がる素晴らしい演出だと思います。
江戸時代は二束三文のガラクタも、リサイクルしてもう一度使っていたのでしょうね。
そう考えると、現代はモノをすぐ捨ててしまっているのかもしれません。
かい枝さん・ハル子とカズ子
17年前に作られた新作落語で、一時期こればかり演っていたそうです。
FAXの件、当時社会人数年目でFAX全盛期だったので、とても共感できる内容でした。
公園でお年寄りが会話している光景、最近は見かけなくなりました。
以前はあちらこちらで井戸端会議をしてましたが、どんな話をしているかメモを取っておけばよかったな(笑)
『嫁・姑問題』は今もあるのでしょうか。
こちらも昔はワイドショーでよく取り上げられていた気がします。
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