※この会は伯山さんが真打ち昇進前だったので、「松之丞」さんで統一します。
1月31日 らくごカフェの神田愛山独演会に行って参りました。
その中で語られた「松之丞を語る」についての記事です。
愛山先生は松之丞さんの師匠である松鯉先生の弟弟子です。
家族関係でいえば「叔父」と「甥」ですね。
この会は事前にブログで松之丞さんについて語ると告知がされておりましたので、会場は満員。
(ちなみに自分はいつも通り予約していたので、当日の人入りを見てびっくりしてました(;’∀’))
ただ、客層は通常と違い松之丞ファンが多かった印象です。
愛山先生の常連は「松之丞さんの話をするので行かない」と仰っている人もいたのだとか。
松之丞を語る
・愛山先生の松之丞さんの印象は「不気味な奴」だったそうです。
・前座時代からまくらで先輩の悪口を言っていたそうで、愛山先生は本人やその師匠・兄弟子である松鯉先生にも苦言を呈しましたが、直らなかったのでそのままにしたとの事でした。
・ただ二ツ目になってから、悪口を言っているその本人に稽古をお願いしに来る。
これにはびっくりして、そして感心しておられました。
・「令和の信長」これが現在の松之丞さんだと評します。
これは一代限り。壮絶な死を遂げて、講談の伝統を継いでいくのは他の人になるでしょうと。
そして「カウント5の男」反則はするけど寸前で止める。これが上手いと仰ります。
・講談常連のお客さんは松之丞さんが「苦手」なのだそうです。
これは松之丞さんが「ゲテモノ」(おそらく邪道という意味だと思います)なので、本寸法ではない。集客は抜群なので今後は常連を納得させなければならないとの事。
・伯山を襲名について。愛山先生松之丞さんが二ツ目になった当時から伯山の紋が入った着物を作成していたということを告げられて、「虎視眈々と狙っていたのか!」と仰天したそうです。
まとめ
松之丞さんを語る愛山先生はとても楽しそうでした(´▽`)
最後は「松之丞をよろしく!」と締めてお開きです。
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