2023年2月12日
向島・墨亭へ伺ってきました。
当日の公演は『第10回神田松麻呂の会』
隔月偶数付き午前中から開催されるアットホームな会です。
演目
慶安太平記
正雪の生い立ち~紀州公出会い
~仲入り~
畔倉重四郎
(五)金兵衛殺し ※ネタおろし
いずれも神田松麻呂さん口演
まとめ
今回もまくらから笑わせていただきました。
隔月なのでネタがあるある(笑)
3月の伝承の会で『壷坂霊験記』を披露されるので
舞台の壷阪寺へ取材に行かれていたそうです。
→当日の松麻呂さん
最近の松麻呂さんはご機嫌のようでよかったです。
が、リズムが狂うと一気に調子悪くなることもあるので
念のため気を付けてもらいたいなあとは思います。
次回の公演は4月23日 11:00開演。
畔倉重四郎ネタおろし+1席かな?
どんなお話が飛び出すか?楽しみです!
慶安太平記 正雪の生い立ち~紀州公出会い
慶安太平記は『宇津谷峠』を聴きましたがこのネタは初。
正雪が大望を抱く原因になった、理不尽な出来事があったんですねえ。
紀州藩主の徳川頼宣が、附家老・安藤帯刀からの進言を無視していたら
歴史はどう変わっていたのか?ちょっと興味があります。
まあ頼宣が改易されそうではありますが…
『瞳が二つ重なっている(重瞳)』
天下を併呑するような才能でも
統治者からすれば悪相になってしまうんですね。
生まれた時代が悪かったといったところでしょうか。
畔倉重四郎(五)金兵衛殺し
松麻呂さんが『殺し』をするときの眼光が鋭くていいですね。
重四郎の非道っぷりが徐々に発揮されていきます。
第五話での殺害は二名ですか。
加速度的に被害者が増えていきますね。
この後も様々な意味で付き合う事になる兄弟分の三五郎。
重四郎はここで切っておくべきだったのか?
それとも…。
おまけ
当日の松麻呂さんです。
顔つきが精悍になってきましたね!

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