2022年11月27日
曳舟・墨亭へ伺ってきました。
当日の公演は『第8回神田松麻呂の会』です。
演目
披露目を終えて…(トーク)
寛永宮本武蔵伝~熱湯風呂~
畔倉重四郎(三)城富歎訴
全演目、神田松麻呂さん口演
まとめ
披露目のお話が長時間になったので
一席とさせていただきました。
だいぶストレスが掛かっていたであろうことが
お話の節々から伝わってきます。
二つ目昇進と言えども『披露目』って大変なんだなあ…
重労働は終わったので、今後はしばらくのびのびと
やっていってほしいですね!
年内最後の公演は、12月17日(土)です。
披露目を終えて…
主なトピックは下記の通りです。
・末広亭→松麻呂さんの直後に兄弟子が出番の日があった。
小窓から顔が見え、目が会う。
・浅草→学生の団体相手にすべる。理由は…
・池袋→さすがに疲れが出ていた模様。
その姿を発見した鯉八さんから帰宅するよう促された。
・昇進の会・昼→開口一番だったため…
・昇進の会・夜→仲入りで帰る松鯉先生を見送るため、仲入りが長時間に。
高座の出来が良くなく、悔しがっているところを橘蓮二さんに激写された(4枚目)
・仙台花座の会→電車を一本早めた、先輩の桂南馬さん。
switchとポケモンのソフトを買って楽屋で遊んでいた。
高座では…(;’∀’)
寛永宮本武蔵伝~熱湯風呂~
伯山さんの披露興行大初日・開口一番で
『宮田武助』を『宮本武蔵』と言い間違えてしまった
個人的にも思い出深いネタです(笑)
松麻呂さんは、武蔵が風呂に入るまでの前半が好きで
全編ではなく白倉源五右衛門の門弟が返り討ちに合い
悪だくみを企てるまで、を好んで読まれてます。
締めは少し工夫されており
今回の方が納得できる終わり方でした。
畔倉重四郎(三)城富歎訴
『歎訴』(たんそ)
…なげき訴えること。 事情をうちあけてあわれみを乞うこと。
内容についてはwikipediaを参照してもらうとして…
抑揚がなく、淡々と語る語り口が物語の不気味さを増幅させています。
父の無実を涙ながらに訴える鍼師の城富に心を動かされた、老中・安藤対馬守。
この時代の役人は、重役が見識のある人物で安心しました。
まだまだ世の中捨てたものではないのでしょうかねえ。
嘘を見破るには、まず順繰りに日付を追わせ
その後最新の日付から過去へさかのぼらせる。
答えに窮すれば、嘘をついている可能性が高い。
なるほど、さすがは町奉行大岡越前、やりますね。
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