2022年1月22日
神保町らくごカフェで行われた『桂文鹿プチ独演会』を現地鑑賞。
12か月連続で行われる公演の第1回目です。
演目
くろしお1号/こぶ弁慶
~仲入り~
後家馬子/紙相撲風景
※全演目、桂文鹿さん口演
まとめ
終演後、「ペース配分を間違えた」と仰るほどの全力投球!
四席とも大熱演で、その真剣な姿に胸を打たれました。
もちろん会場も大盛り上がりで、素晴らしい公演だったと思います。
毎年新作落語を書くため、ご自身を追い込まれているストイックなお話も伺えました。
今回の東京進出も、代名詞である『破壊と再生』の一環なのでしょうか。
この公演があと11回もあると考えると、いまからワクワクしますね!
次回は2月27日(日)18:00開演です。
くろしお1号
天王寺→新宮間を4時間でつなぐ特急列車・『くろしお』
https://www.jr-odekake.net/train/kuroshio/
新幹線、新大阪→鹿児島中央間と同じ時間なんですね(;’∀’)
切符代・特急券を払おうとしない人々は、いかにも大阪にいそうなお客さんでした(失礼…)
酔っ払いのおっちゃんが論点逸らしていましたが、結局切符は持っていたのでしょうか。
真相はいかに(笑)
文鹿師匠が学生時代にバイトされていた、近鉄の特急車両・灰皿処理のお話が面白かったです。
『コンコンコン・ガッチャン』
こぶ弁慶
前半は、喜六・清八。
後半は土を食べる男と、こぶにできた弁慶のお話。
後半まで聴いたのは初めてかな?
弁慶が出てきた経緯が空想の領域で面白かったです。
主人の意志に関係なく、大名行列に突っ込んでいく向こう見ずな弁慶。
これはたまったものではないですね(笑)
仲入り
後家馬子
いわゆる『珍品』の古典落語。
演者も数名しかいないそうです。
なぜ、いないかというと…
とても後味の悪いお話だから(;’∀’)
オチのあと、どういう話が続くのか知りたいですね…
紙相撲風景
文鹿師匠と言えば、イメージは『紙相撲風景』です。
前回聴いたのが2020年末で番付が大きく変わってます。
当時横綱だった白鵬は2021年9月に引退。
現在は照ノ富士が横綱など三役も変化してるので、更新された情報で『呼び出し』がかかりました。
国技館の場内アナウンス・力士の形態模写は、当代随一の名人芸ですね!
『大日本紙相撲協会』楽しそうですけど、地味なんだろうなあ…(;’∀’)
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