2022年7月24日
神保町・らくごカフェに行って参りました。
当日の公演は『桂文鹿プチ独演会』
12回公演折り返しの7回目。
SNSで等で話題となっている『天覧文福一門会』が登場です。
演目
時うどん/猿後家
~仲入り~
まとみ/天覧文福一門会
全演目、桂文鹿さん口演
まとめ
問題作と話題だった『天覧文福一門会』
一部固有名詞がバレたら大変だなあと感じましたが
そのほかはそこまで問題とは思わなかったです。
個人的には、矢継ぎ早に噺家の真似をされていた(しかも似てる)
文鹿さんに尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
二番太鼓代わりに使用を始めたという
THE ALFEE『The 2nd Life -第二の選択-』のお話も面白かったです。
『セカンド出囃子』はいいネーミングですね。
次回は8月28日(日)14:00開演
どんなことが起こるのか?楽しみです!
時うどん
古典落語は骨格の部分は変わらなく
どう肉付けするのか?という認識で楽しんでいましたが
今日の高座を聞いて、それが崩れ去りました。
そうですよ!時うどんはこんな演出もあっていいんですよね。
核の部分も時代によって変わっていく
それも古典落語の魅力なのではないでしょうか。
新作・さわやかシリーズでは、『坂下』と『先輩』なので
『喜六』『清八』にはなんか違和感がありました(笑)
猿後家
久しぶりに聴きました。
東京でもあまりかかることがない、珍品?です。
『さる』というフレーズを聞くと頭に血が昇る後家さん。
『さるかに合戦』など猿が出る固有名詞はもちろんですが
『去る~』『刺さる』『ユニバーサルスタジオジャパン』
など、猿と関係なくても地雷を踏んでしまう言葉は多々ありますね。
一度しくじった太鼓持ちは、挽回しようと試みますが…。
仲入り
まとみ
これはやられました!
文鹿さんに限らずですが、新作を作っている方は
演目をつけるセンスがずば抜けてますね!
あるスポーツがわかる方にとっては
更に楽しめる演目です。
天覧文福一門会
文福一門のご紹介も兼ねているようで
このネタを聴くだけでみなさんのキャラクターがわかります。
上述の通り固有名詞が書けないので、詳細は生落語会でご確認ください。
現実に起こったら、是非様子を観に行きたい一門会です。
おまけ
終演後の文鹿さんです。
さすがに毎回四席はお疲れの様子で(笑)

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