2022年3月21日
お江戸日本橋亭で開催された『桂二葉ひとり会』を現地鑑賞。
前座・ゲストなし。二葉さん初の東京単独公演ということで、会場は満員でした。
演目
天狗さし
(ラジオショッピング風、手ぬぐい紹介コーナー)
がまの油
~仲入り~
崇徳院
全演目、桂二葉さん口演
まとめ
おそらく伝説の公演になるであろう、二葉さんの単独公演第一回に立ち合えて光栄です!
高座に上がった瞬間に会場が明るくなるのは、天性のスター性でしょうか。
会場は新規の方が多い印象。
これまで笑いが起きない場面で笑いが起きるなど、いつもと異なる雰囲気で楽しかったです。
企画力も含め、素晴らしい公演でした!
4月に開催される、アンコール公演のチケットも購入済み。
こちらも楽しみですね~。
天狗さし
令和三年度NHK新人落語大賞を受賞の天狗さし。
二葉さんの代表作になりつつありますね。
そういえば、ネタの稽古をされた桂雀太さんも大賞受賞者。
系譜は受け継がれるということでしょうか。
「ビャーって、牛若丸とチャンチャンやって、ビャーってやられるカラス天狗」
「金網をギィー、ギィーって掴むカラス天狗」
擬音語多数でも情景が思い浮かぶのは、二葉さんの腕なのでしょうなあ…
がまの油
「おお゛お゛お゛お゛…」
勢いで腕を切って、観客から言われて…(;’∀’)
酔うと気が大きくなるのは古今東西変わらないのでしょうか。
某歌舞伎役者との件は鉄板ですね(笑)
ネタに入る前に流れた、ラジオショッピング風の手ぬぐい紹介が前フリになっていました。
「そうくるか!」と企画力に脱帽です。
崇徳院
憔悴しきった若旦那とせっかちな熊五郎さん。
成り行きとは言え、友人のために奔走する姿はカッコいいですねえ。
もっとも、欲と言われれば、そうかもしれないですが…(;’∀’)
風呂屋28件、散髪屋38件。
一日で周れるほど、当時はたくさんお店があったことがわかる描写です。
現代では、散髪屋(美容室)は周れないことはないでしょうが、風呂屋がそもそも存在してないので難しいだろうなあ。
待ち人が現れた時の熊さんの反応、お腹がよじれました。
手が震え、キセル(扇子)を放り投げる。
そりゃ興奮するでしょうね(笑)
おまけ
当日配布されたチラシ。
二葉さんのセンスが溢れてますね~。
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