紅楽葉寄席in福井4/29~〇〇が世界を救う??

2021年4月29日
福井県福井市の北ノ庄クラシックスで開催された「紅楽葉寄席in福井」をオンライン視聴。

音声アプリclubhouseから始まった「clubhouse寄席」が発展。
「紅楽葉寄席(くらはよせ)」と改題した第一回目の公演です。

スターティングメンバーは、桂雀太さん・桂紋四郎さん・笑福亭笑利さん・桂九ノ一さん・樋口大喜さん(FM802DJ)
今回は紋四郎さん・笑利さん・九ノ一さんと、ゲストで講談師の旭堂南龍さんがご出演。樋口さんは音声出演でした。

演目

桂九ノ一  池田の猪買い
笑福亭笑利 大蛇退治(パペット落語)
~仲入り~
トークコーナー
旭堂南龍  おぼろの便り
桂紋四郎  植木屋娘

まとめ

「アホが世界を救う」
その通り、文句を言わずひたすら行動する方が売れていくのかなあと。

そして、画角がすばらしかったですね。
紋四郎さんは翌日のおはよう落語で、「正面から撮った膝から下の画角」を褒めておられました。

南龍さんは、「自分の宣伝はどうでもええねん、周りが売れたら自分も売れる」との事。
「#ブームです!」は、落語ファンにも派生している一大ムーブメントになりましたね!

新しい企画を次々と打ち出す紋四郎さんには本当に頭が下がります。
次回の開催は5月3日、ライブハウス寄席

ライブハウスでの落語会は、会場が席の広く感覚を取りやすい。
演者・ライブハウス・観客(視聴者)がみんな満足で、まさに近江商人の「三方よし」ですね。
楽しみに観たいと思います。

オープニングトーク

「落語会で一番のおしゃれイベント」
後ろ幕の「C」は、広島カープの「C」!?

記念すべき最初のトークは、大阪にある喫茶店のマスターが劉備玄徳の末裔?
というお話でした。

ゲストの旭堂南龍さんは、顔担当との事です(笑)

九ノ一さん・池田の猪買い

毎度のことながら、勢いがありますねえ。
直球160kmの全力投球が心地いいです。

「渡し船」に乗る。
「わたし」を超える。
…(゚Д゚;)

「おしゃれな演目の選び方」
先取りするとの事で、夏のお話をするかと思いきや、三つ季節を先取りした冬のお話でした。
(゚д゚)!

笑利さん・大蛇退治

武者と大蛇の戦いが激しかったです。
この後のトークコーナーで判明したのですが、大蛇が出て来る場面で小拍子が一つ飛んでいました。

見台の右側、小拍子が一つしかないのが分かります(笑)

結末はわかっていても武者を応援してしまいます。
クライマックスの大蛇の首が飛ぶ様子は、何度見ても圧巻ですね。

大蛇退治は、元々福井県池田町の民話を題材にしたお話だそうです。

仲入り
トークコーナー

紋四郎さんと南龍さんの掛け合いは外さないですねー!
南龍さんが入り「顔面偏差値」は上がったけど、「アホ偏差値も上がった」

「#ブームです」の先生は「側だけ」の人?
言われた事を鵜呑みにして「#ブームです」をブームにする。

南龍さん曰く、「人のために何かすると、亡くなった後に自分へ帰って来る」
「自分さえ」となるよりは、人のために何かするというお話が講談に残っているそうです。
が、講談師の人間関係を突っ込まれてタジタジになってました(笑)

いいお話をした南龍さんに「もう講談しなくていいです」とぶった斬る紋四郎さんでした。

南龍さん・おぼろの便り

ご当地、越前・敦賀地方に縁がある演目です。
四代目旭堂南陵先生の作品。

3月の「伝承の会」で聴いて、また聴きたいなと思っていたので嬉しかったです。

「包丁一本晒しに巻いて、旅に出るのも板場の修業」
現在から物語は始まり、過去へ戻り、そして現在へ。
ほろりとする人情噺はいつか生で聴いてほしいですね。

紋四郎さん・植木屋娘

紋四郎さんご自身がそうだと思うのですが、幸右衛門さんが悪だくみする時の表情がたまらないんですよね。

ツボ売られたら買ってしまいそうな気がします(笑)

「うちのおみつな、今年18や。来年19になるっつう世間ではもっぱらの噂や」
Σ(・ω・ノ)ノ!
ソウダッタノカ!

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