2021年5月3日
大阪・心斎橋「Musc Club JANUS」より配信。
「ライブハウス寄席supported by NANBU & 玄武」を視聴しました。
緊急事態宣言により休業を余儀なくされた、上方落語家のみなさんとライブハウスが手を組んで開催された公演。
ご出演は、桂紋四郎さん・桂九ノ一さん・月亭希遊さん・樋口大喜さん(FM802DJ)でした。
アーカイブが5月6日まで販売中です。よろしければご購入下さいませ。
(視聴も5月6日まで)
演目
桂紋四郎 つる
桂九ノ一 リサイクルマン(小佐田定雄作)+歌二曲
トークコーナー
(桂紋四郎・桂九ノ一・月亭希遊・樋口大喜)
月亭希遊 はやぶさのおばちゃん
まとめ
水を得た魚のように、九ノ一さんのテンションが高かったです。
憧れの「JANUS」の舞台に立て、めちゃくちゃ興奮していた事でしょう。
オープニングとエンディングに1曲ずつご披露されてました。
九ノ一さん・そしてトリの希遊さんの新作落語が面白すぎました。
若手の皆さん、飛ぶ鳥を落とす勢いですね。
伝統芸能×ライブハウスは、予想以上に合っている気がしました。
両者ともに、選択肢が広がる公演になったのではないでしょうか。
無観客なら公演ができる。ひっくり返したら有観客でなにもできない(笑)
仲立ちをされた「樋口の旦那」こと、樋口大喜さんが素晴らしいご活躍でした。
紋四郎さん・つる
JANUSで初めて落語を演りたいとの事で、果敢に斬り込む紋四郎さん。
知らないことは知らないままで済ませるというのも重要ですね。
最近の情報化社会で痛感します。
このお話では、結局教えられる事になるのですが(笑)
※本題中に出てきた「もろこし(唐土)」とは、日本から中国を指した古称です。
数年間、とうもろこしのことだと勘違いしてました(;’∀’)
九ノ一さん・リサイクルマン
今回は九ノ一さんの珍しい新作落語が聴けました。
古典落語「紙屑屋」を現代に置き換えたお話。
面白いだけでなく、廃棄物の分別について勉強になる名作です。
廃棄物のより分けをするために働きに来た男。
順調に進めると思いきや、小学生の日記・音楽のカセットテープを手に取ったところから雲行きが怪しくなり…(;’∀’)
九ノ一さんは、CDを出してくれる事務所を探しているとかなんとか。
トークコーナー
音楽トーク中、希遊さんが「ライブハウス行ったことない」「ありがたみがない」と発言。
九ノ一さんが激怒し、紋四郎さんが「九ノ一へ謝れ!」と(笑)
最終的に「○○へ行った」「○○を見た」という自慢大会になってました。
希遊さん・はやぶさのおばちゃん
希遊さんの高座は初でしたが、ものすごい物を見てしまいました(褒めてます)
とにかく擬音が多い(;’∀’)
なんかよくわからないですが、めちゃくちゃ面白かったです。
「バサバサバサバサ、シュンー、シュンシュンシュン」
人型汎用おばちゃん、「はやぶさのおばちゃん」実在していてほしいなあ(笑)
今回はBGMつき。
エヴァの新劇場版(破かな?)を見ていると、更に楽しめると思います。
おまけ
九ノ一さんの歌唱場面です。
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