2021年3月17日
お江戸両国亭・生クラブハウス寄席(東京編)を現地鑑賞。
SNS音声アプリ「clubhouse」で始まった寄席を生で開催するという試み。
3月11日の大阪公演を皮切りに、全国ツアーが始まりました。
立ちあげメンバーは桂雀太さん・桂紋四郎さん・笑福亭笑利さん・桂九ノ一さん・樋口大喜さん(FM802DJ)です。
演目
オープニング
桂九ノ一 時うどん
笑福亭笑利 千鳥の香炉
~仲入り~
トークコーナー
(樋口大喜・桂紋四郎・笑福亭笑利・桂九ノ一)
桂紋四郎 三十石
まとめ
まとめ役の樋口さんが入った事により、会が締まっていた気がします。
落語に造詣が深い方なので、雰囲気を壊すことなくうまく回してました。
しかし、紋四郎さんは次々に面白い仕掛けをしてきますね!
新しいものを見つけるアンテナが常に立っているのかなあと思います。
毎回勉強になるなあ。
落語家さん同士の会ももちろんいいですが、
司会の方が入る落語会もいいなあと感じました。
今後、落語会・寄席の形も変わってくるのかもしれないですね。
オープニング
オープニングテーマがかかり、演者の方が入場。
九ノ一さんが座布団反対向きに座ってお辞儀をしたのですが、やや受け。
さらに2回反復をさせられてました(;’∀’)
樋口さんは連絡先のアイコンもイラストらしく、
お三方は本物に違和感を感じているようです。
九ノ一さん・時うどん
羽織が黒紋付。
作成過程の事情を知っているだけに、「あー、これが噂の!」と少し感動しました。
九ノ一さん大熱演だったなあ。
冬のネタなのに、大汗をかくという。
余程熱いうどんだったんでしょうねえ(゚∀゚)
若手噺家グランプリの配信でも感じましたが、生で観て確信に変わりました。
芸歴5年の実力じゃないなこれは。
笑利さん・千鳥の香炉
笑利さんの創作「歴史落語」の一つです。
石川五右衛門が千鳥の香炉を盗みに伏見城へ侵入しますが…
ふすまを目一杯開けると閉める労力が無駄だから、少し開けて通ろうとする。
お酒は酔ってもいつか醒めるので飲まない。
「シュウ」君のキャラが独特です。
門番からも「関わりたくない」と煙たがれる始末。
この能天気な性格が、石川五右衛門の盗みに影響するとは(笑)
本物のシュウ君はどこのいっちゃったんだろう(;’∀’)
仲入り
トークコーナー
「モテるため落語家になったのか?」という質問。
みなさん一様に頷いておられました。
樋口さん、そしてこの場にいなかった旭堂南龍さんに飛び火(笑)
トーク中に新たなアイデアが出ており、実現に向けて動き出しそうです。
笑利さんは「これから帰ってやります」と仰ってましたが、「先輩の高座聞いて勉強していけー!」と紋四郎さんが激怒してました(;’∀’)
そんな「テレワーク落語会」第一人者紋四郎さんですが、PCにはあまり詳しくないようで…
紋四郎さん・三十石
上方落語と言えば、旅ネタですね!
いつか現地へ行ってみたいなあと思っています。
番頭が船客の名前を確認しますが、その名前が…
有名人と同姓同名の方が多いんですねえ(゚∀゚)
三十石船出航は、はめもの入り。
はめものが入ると船が動いている様子が想像できますね!
合いの手を含めて、紋四郎さんの舟唄に聞き惚れました。
エンディング
動画を撮りましたので、こちらをご覧くださいませ。
(youtube限定公開になってます公開にしました。URLは自由に転載頂いて結構です)
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