松戸市を歩く①~紅葉の名所・本土寺

2021年12月4日
千葉県松戸市を歩いてきました。
撮影した写真が多くなったので、分割して掲載します。

後編はこちら↓

長谷山 本土寺

『ほんどじ』と読みます。日蓮宗の『由緒寺院』。
千葉県内では、春はあじさい・秋は紅葉の名所として知られています。

ご縁起

 当山は、源氏の名門平賀家の屋敷跡であり、建治三(1277)年、日蓮大聖人の篤信者である時の領主曽谷教信公の協力を得て、領内の地蔵堂を当地に移して法華堂としたことに始まり、大聖人よりご直筆の御本尊・ご愛用のお袈裟・お数珠の三箇の霊宝と共に「長谷山本土寺」の寺号を授かった事により開山と致します。

 (中略)かつて当山は池上の長栄山本門寺、鎌倉比企ヶ谷の長興山妙本寺と並び「朗門の三長三本」と呼ばれ、宗門屈指の大山として末寺百数十を統べ、 山内は四院六坊がとりまく十四間四面の本堂を中心に七堂伽藍がその山容を誇ったものでありました。しかし、不受不施の法難と明治維新の廃仏毀釈運動により、その偉容は衰退してしまいました。

 現在は「あじさい寺」「四季花の寺」として親しまれ、花の時季には多くのご参拝を頂いております。
 境内には、日像聖人をお祀りする像師堂の側らに「乳出のご霊水 日像菩薩誕生水の井戸」が遺されおり、安産・子育てに霊験があると伝えられています。
 他にも三聖人のご生母で「母菩薩」とも称される妙朗尊尼や、子育て鬼子母神等の様々な神々より御守り頂いているお寺でもあります。

本土寺ホームページより

自然・紅葉の写真

ギリギリ紅葉の季節に間に合ってよかったです。

境内の写真

仁王門

梵鐘・五重塔

翁(松尾芭蕉)の碑

 この句碑は、江戸時代の文化元年(1804)に行われた芭蕉忌を期して建立されたものです。
(中略)本土寺では、しばしば『翁会』と称する句会が催され、小林一茶も参加しておりました。

碑面には芭蕉の「御命講や油のような酒五升」のほかに、芭蕉忌にちなんんだ一茶の「芭蕉忌に先ずつつがなし菊の花」という句などもあります。

境内案内板より

本堂

妙朗堂

このお堂は妙朗尊尼をお祀りするお堂であります。
日像・日輪両上人の御生母であり、各上人の信仰心をお育てになった婦徳を讃えて大正末期、現在の像師堂側らに建立されました。
その後昭和二十八年に現在地へ移築されました。

案内板より

宝物殿

日真上人が発願し、 昭和五年に建造され、当山霊宝、什物、古文書など
収められ、代表的なものとして宗祖真筆加判の御本尊、宗祖御真筆諸人御返事等御書、梵鐘など収められる。

本土寺ホームページより

像師堂

この寺域は往古妙泉院と称せられ中世からは輪蔵院と改称、支院の一つであった。
現在は当山に合併されており、京都開教の祖日像上人の「日像菩薩像」が祀られる。
「日像菩薩誕生水」と合わせて「子安乳出の日像様」として信仰を集め、最盛期には参道まで祈願者の列をなした。

本土寺ホームページより

弁天堂

弁天池の中央の小島の厨子には弁財天が祀られてます。

稲荷神社

今日庵元夢・藤風庵可長の句碑

御首題

日蓮宗の寺院なので、御首題を拝受しました。
祈祷料は300円。折角なので御朱印帳(1000円)も購入しました。

アクセス

本土寺

JR常磐線各駅停車 北小金駅徒歩15分

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