2022年11月11日
浅草木馬亭へ行ってきました。
当日の公演は『木馬亭ツキイチ上方落語会・お試し公演』です。
演目
~仲入り~
まとめ
お試し公演『第0回』ということで、木戸銭がお試し価格2000円。
ですが、出演者全員が東京へよくお見えになっており
なおかつ主任を張れる方々ということで、めちゃくちゃコスパのいい公演でした。
アニメ『うちの師匠はしっぽがない』が好調。
さらに浅草というアクセスのいい場所での開催ということもあり、
上方落語を生で初めて見た方も多数いたようです。
来年1月17日から『ツキイチ』で開催(木戸銭は3000円・出演者はTwitter参照)
出演者の交通費を加味すればこれでもコスパはいいと思います。
また一つ、上方落語の楽しみな定期公演が増えました。
主催の木馬亭さん、そして世話人の和田尚久さんに感謝!
華紋さん 商売根問
事業やギャンブルにおいて
損をしたら倍額で取り戻そうとすることってあるよなあとしみじみ。
そして沼へ…筆者の20代はまさにこんな感じでした(;’∀’)
いま思うと、そこからよく脱出できたと自分でも感心します。
華紋さんはこの日は関西からタイトなスケジュールで東京へ。
地下が深い、つくばエクスプレス浅草駅よりダッシュで楽屋入りされたため
高座中ずっと汗が止まらず、『水も滴るいい男』状態でした!
文鹿さん 紙相撲風景
『ウケるネタ』ということで、紙相撲風景にしたそうです。
場内アナウンス・実況アナウンサー・力士の形態模写。
そして、紙吹雪と結びの一番で舞う手ぬぐい。
中でも番付が変わるたびにアップデートされてるのが恐れ入ります。
実際のところ、文鹿師匠のアナウンスで現在の番付を知るようになりました。
確か初回聴いた時はまだ白鵬が現役でしたねえ…
浅草の刀剣商から購入された短刀を持って登場!
ウケなかったら切腹する気概!?
仲入り
たまさん 目黒のさんま
「うまー!」「うんまー!」
下々の者が食べる秋刀魚と、とろろめし。
空腹の中食べる食事は、さぞ美味しいのでしょうなあ。
「己が身分のもので辛抱いたせ!」と
自分が発した言葉がブーメランのように刺さってしまう殿様でした。
『全国若手落語家選手権』のお話。
映像を観ていないのですが、まあそうだよなあと頷くことが多かったです。
個人的には選出方法が不明確であることが、信頼できない要因ですかね。
『江戸の風』の件は、しばらくいじられるのではないでしょうか(笑)
もちろん、和田さんはそのような方ではないことは付け加えておきます。
紫さん 試し酒
下男の久蔵が乱暴な言葉を使いながらも非常に上品。
しかし、それが違和感を覚えるものでもなく話に溶け込んでいる。
新しい『試し酒』を聴いたような気がします。
店の主人をいじりだす辺り
これだけ肝の据わった下男がいれば、今後もお店は安泰ですね。
主任の責任からなのか(?)紫さんも短刀を差して登場!
佇まいから、何となく『極道の妻たち』を想像してしまいました(;’∀’)
おまけ1
木馬亭の木戸口と演目表

おまけ2
立川笑えもんさんの一番太鼓
右側にいるのが世話人の和田さんです。

おまけ3
開演前の文鹿師匠

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