2023年1月24日
神田連雀亭に伺ってきました。
当日の公演は『桂紋四郎連雀亭猛勉強会』です。
会場に入ってびっくり!
下記のお知らせがありました。

出演者『桂紋四郎のみ』
受付もなく完全なワンオペ運営。
このシステム…終演後にお話しできるしいいと思います。
演目
蔵丁稚(四段目)
池田の猪買い
いずれも桂紋四郎さん口演。
まとめ
『落語家にとって重要なのは…落語!』
その中でも苦手なネタをかける勉強会。
今年は落語をしっかり演る紋四郎さんの新たな挑戦です。
連雀亭での公演は毎月第4火曜日の開催。
19:00スタートで仲入りなし。
約1時間程度なので、お仕事帰りにもぴったりですね。
がっつり長時間の公演もいいですが
個人的には短時間で濃厚にした公演が好きです。
今年の展望も伺えて、とても有意義な時間でした。
次回のやりたい演目はまだ上がっていない!?
果たしてかけることができるのか?
それとも代替のネタになるのか?
2月28日が今から楽しみです!
蔵丁稚
ということで、紋四郎さんの芝居噺は初めて聴きました。
この公演に来ると苦手なネタがわかってお得?です。
今回の蔵丁稚が苦手な理由も伺いましたが
『らしい』理由で腑に落ちました。
仮名手本忠臣蔵の通し公演をいつか見てみたいですが
現代では難しいのでしょうなあ…
お腹を減らしながらも芝居の真似事で
カロリーを消費する丁稚のさだきち。
そのせいで亡くなっては責任問題になるし
これからも主人の苦悩は続くのでしょうか。
池田の猪買い
『大坂から池田へ行く道』
甚兵衛さんから道順を聞いた男が
通行人に全部話して足止め。
捕まえられた通行人はいい迷惑ですが、
インプット+アウトプットなので覚え方としては
とても正しいですね。
蔵丁稚での芝居(仮名手本忠臣蔵)からの山猟師さんは
繋がりがあり、「なるほど!」と膝を打ちました。
紋四郎さんの高座を初めて聴いたのは
ここ連雀亭での池田の猪買い。
2020年元日のことです。
上方落語を聴き始めた頃なので、『旅ネタ』の存在も知らず
ただただ衝撃を受けた記憶があります。
そして、とても印象に残った工夫があったんですよね。
何だか懐かしい気持ちになりました。
おまけ
当日の紋四郎さんと、メッセージ色紙です。
そしてCDも購入させていただきました。
何だか黒紋付も似合ってきましたね!



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