紫のつる~東へ飛ぶ~10/10~NHK新人落語大賞の…

2021年10月10日
神保町らくごカフェで開催された『紫のつる~東へ飛ぶ~シーズン10』を現地鑑賞。
露の紫さん・林家つる子さんの二人会で、2015年より半年に1度開催されているそうです。

今回は約1年半ぶりの開催、筆者は初参加となります。

演目

林家つる子 反対俥
露の紫   試し酒

仲入り

露の紫   動物園
林家つる子 しじみ売り

まとめ

お二方が、『紫のつる』を被って登場!
仲の良さが垣間見える素晴らしい公演でした。

紫さんは配信で何度か拝聴してましたが、生は初。
力強い高座でとても面白かったです。

過去には、上方落語を演るつる子さん・江戸落語を演る紫さんの回もあったとか。
見たかったな…(笑)

トークコーナー

当日にご逝去が報道された柳家小三治師匠の話題に。
つる子さんの師匠である、当代林家正蔵さんがとても可愛がられていたようで、付き人時代のタクシーでのエピソードをご披露いただきました。

そして、2021年のNHK新人落語大賞決勝戦に進出されたつる子さんへ、決勝経験者の紫さんからアドバイスも。鬼門は!?

落語界きっての美人であるつる子さんが大阪に行くと、上方の男性落語家の反応が変わるそうです。
中でもあの方は…(笑)

つる子さん・反対俥

つる子さんと言えば!反対俥!
本日もすばらしい跳躍力で会場を沸かせていました。
若干マリオカートを連想させる場面も(笑)

東京から鎌倉まで走って、さらに大宮まで。
約120kmの道のりをあっという間にこなす俥屋さんが、一家に一台欲しいです。

紫さん・試し酒

5升(9リットル)を飲むために、あらかじめ5升を飲んできた奉公人さん。
合計18リットルの飲酒で命の危険性が…(;’∀’)

どれくらいのお小遣いをもらったのでしょうか。
たんまりもらわないと割に合わないですね(笑)

酔っ払いながら都々逸にツッコむ様子が面白かったです。

仲入り

紫さん・動物園

1,2,3。アン、ドゥー、トロワ。
虎の実演をする園長さんの軽快なステップが印象に残ってます。

日当2万円・昼食が『高級幕の内弁当』なら虎の仕事やりたいですね。
虎の皮、サイズが合うかが第一関門でしょうか(笑)

つる子さん・しじみ売り

3月開催の『さがみはら若手落語家選手権』で優勝を獲得されたネタ。
元は上方の人情噺で舞台が江戸になってます。
個人的にとても好きなお話です。

『よかれと思って』格好つけてやったことが裏目に出る事、ありますね…
それによって相手が被害を受けることもある、勉強になります。

うぬぼれず、常に襟を正していなければならない。
心温まるお話の中に一つの学びがありました。

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