2020年3月7日
東京都北区王子近辺を散歩してきました。
写真をたくさん撮りましたので掲載していきます。
まとめ
今回伺ったのは演芸に関連する場所でした。
ただ散歩するだけでは飽きてしまいますが、御朱印集めなど目的があると楽しいですね。
いい運動になったので、今後も継続していきたいと思います。
飛鳥山(飛鳥山公園)
まずは飛鳥山公園へ。
江戸落語「花見の仇討ち」の舞台。
また、講談・浪曲「祐天吉松」で吉松が倅の七松を見つけた、「飛鳥山親子の出会い」の舞台でもあります。
付近はよく通っていたのですが、足を踏み入れるのは初めてです。

飛鳥山公園は明治6年(1873年)3月に、日本初の国立公園に指定されています。
飛鳥山碑(あすかやまのひ)
八代将軍吉宗の時代から解放されていたんですね。
「象山先生(佐久間象山)櫻賦」の碑

D51がありました(´▽`)
この車両は関西周辺を走っていたようです。

兜稲荷社跡
三井の守護神である向島の三囲神社から文例を勧請。
1897年(明治30年)の第一銀行改築時に現在地へ移築されたそうです。

まったく存じ上げていなかったのですが、飛鳥山には旧渋沢家の邸宅があったそうです。
重要文化財の「晩香蘆」と「青淵文庫」が一般公開されてました。

渋沢栄一の銅像です。
飛鳥山公園・旧渋沢邸宅の隅にあります。
JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」
都電荒川線「飛鳥山」「王子駅前」
詳細→北区ホームページ
JR王子駅前
少し歩いて王子駅に来ました。
趣のある景色ですね。
王子稲荷神社
今回の目的地は、王子稲荷神社です。
江戸落語「王子の狐」の舞台です。
こちらが正門です。
「いなり幼稚園」が併設されており、手前の広場は園児の遊び場に。
そのため平日はここから入る事ができません。

狛犬ならぬ「狛狐」です。
時節柄マスクをしています(笑)
王子稲荷の坂からの参道です。
平日はここから境内へ。駐車スペースもこちらにあります。

王子稲荷神社は、今から一千年前「岸稲荷」と称してこの地にまつられました。
源頼義から「関東稲荷総社と崇む」と伝えられています。
1322年に近隣の地に領主の豊島氏が、紀州の熊野神社を勧請し王子神社を祀ったところから、地名も「王子」となり、王子稲荷神社へと改称されました。
小田原北条氏が深く尊崇し、江戸時代には徳川将軍家の祈願所と定められていたそうです。
↑の社殿は1822年徳川11代将軍家斉によって新規再建。

脇道にも参道があります。

こちらが「本宮」です。

さらに奥へ足を進めます。

亀山稲荷神社・嬉野森稲荷神社・北村稲荷神社の三社が一つになっています。
「三社殿」というそうです。
こちらは御石様。
願い事を念じながら『お石様』を持ち上げ、事前に予想された重さよりも
※軽く感じたら、願い事が叶いやすい
※重く感じたら、叶いづらいのでまだまだ努力が必要
とのいい伝えがあるそうです。
更に奥へ。
階段を登ります。

狐の穴跡(お穴さま)です。
沢山の狐が安住し、神使として大切にされていたそうです。
最後に御朱印を頂いて帰路へ。
記帳料金は500円でした。

JR京浜急行線・東京メトロ南北線「王子駅」
北口より徒歩5分
詳細→東京神社庁ホームページ
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