おせつときょうた独演会10/29~寄席とお笑いライブのあいだ

2022年10月29日
横浜にぎわい座へ行ってきました。

当日の公演は『おせつときょうた独演会 横浜やりぃな2022』
漫才師・おせつときょうたさんの独演会です。

演目

漫才  中華/パイナップルとチーズ
(孤独のグルメ風VTR)
コント ラーメン屋

トークコーナー(オールマイティ漫才)

~仲入り~

リクエスト漫才 大学/酒
リクエスト漫才 絶対音感/飛行機

全演目、おせつきょうたさん口演

まとめ

漫才師さんの独演会は初めてだったのですが
にぎわい座さんということもあり、とても公演に入りやすかったです。

寄席とお笑いライブのちょうど真ん中といった印象。
どちらのお客さんでも見やすい公演かなあと感じました。
そして、この公演を足掛かりにどちらにも行けそうな気がします。

 

今日の気づきは、漫才師さん通常寄席では少ないネタを回しているのに対して
おせきょさんは常時20~30程1軍ネタがあること。
そして、持ち時間によってネタを組み合わせている。

さらに、「『○○』と『○○』(ネタ名)なら○分ですね」
と即答されてたおせつさん。

持ち時間によってネタの組み合わせを変えることによって
その日限りのネタが出来ることがあるのかも知れないですね。

オープニングトーク

前説兼オープニングです。
ここ1年間のトピックを振り返ります。
・笑点に二年連続二回目の出演
 →笑点から独演会にたどり着いた方もいたそうです。
・きょうたさん、ご結婚
 →新婚ゆえの…
・おせつさん、上方落語台本大賞(佳作)受賞
 →文枝さんの実演は…

オープニングに着ていたTシャツから。、物販のお話が出ました。
来年は物販があるかもしれないですね

中華/パイナップルとチーズ

『中華料理』と『中国料理』の違いを詳しく解説頂きました。

あれは中国料理
あれは中華料理
あれはベトナム料理…あれ?(;’∀’)
それでもエビが嫌いなおせつさんでした。

漫才終了後VTRへ。
『孤独のグルメ』風のロケで
おせつさんが中華街のある商品を召し上がってました。
そして、きょうたさんはというと…

ラーメン屋

短尺のコントです。
あるあるだなあと頷きながら観てました。

意見が合わないばかりではなく
たまには合うこともありますね。

トークコーナー

お客様からの質問に対する回答です。

Q 笑点に出演したが、いま一番出てみたいテレビは?
A 笑点に出たかったので…
  ザ・ノンフィクション(まだ早いんじゃない=きょうたさん)
  イッテQ、脱出島(きょうたさん)
  M-1グランプリ、ドラマ(おせつさん)

Q 錦鯉・長谷川さんの月収が1200万だったが
  それくらい稼いだら何をする?
A 浅草に喫茶店と劇場を
  かさ・ドローン(おせつさん)
  家と車(きょうたさん)
  →(おせつさん)出番に遅れる未来が…

Q アドリブについてどうお考えですか?
A 元々はアドリブだったが、徐々に台本へ組み込まれていく
  アドリブ風だが台本のことが多い
  (即興漫才→小室圭さん・富士山)

Q 今後の目標は?
A 100年後に残る漫才
  大阪出身・東京漫才・落語の定席に出演のアドバンテージ
  ※漫才は発祥100年の新しい芸能。

・テレビに出るためのツールとしての漫才
→M-1は短尺を極めた漫才
・テレビと劇場のギャラの関係
→長尺の漫才ができるようになれば
 今後は劇場出演・ネタだけでも食べて行けるようになる?

・コミュニケーションツールとしての漫才
 (個人的にはこれは興味深いお話でした)
そのためにはまず売れないと…
寄席でかけられるネタを常時30本くらいにしたい

Q どうしてM-1決勝に出られないんですか?
A 予選によって審査基準が異なる(これもテレビのオーディション)

Q 『寄席』と『お笑いライブ』の笑いの違い
A スピード感、笑いどころが違う
  ライブ→面白いところを探す。繰り返しで笑う(いわゆる『天丼』?)
  寄席→話を聞きに来ている。どういう話になるのか。
     笑いのパターンを探す

仲入り

後半は、客席のリクエストから漫才を組み合わせて
2本の漫才として披露されました。

大学/酒

下ろし立てのスーツ』×大学ネタで新たなアドリブが誕生!
きょうたさんも乗ったので、これは今後もいじられるでしょうね!

酔っ払い役のおせつさんに絡まれたきょうたさん。
こころなしか、今回はいつも以上に滑り倒していたような気がします。
※もちろんいい意味で。ですよ。

絶対音感/飛行機

絶対音感の方が聴こえる『音』が…(;’∀’)
おせつさんの『歌』は、東京ボーイズさんを彷彿とさせるものでした。

『飛行機』は『パイナップルとチーズ』同様
おせきょさん得意パターンのネタですね!

「こんな感じだろうなあ」と筋書きは何となく読めまるのですが
それでも笑ってしまうのは、オチが作り込まれているのと
お二方の腕によるものが大きいのだと感じました。

 

おまけ
エンディング時のおせつときょうたさん
上述の通り、スーツは下ろし立てです。

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