2022年7月10日
神保町らくごカフェに行って参りました。
当日の興行は『落語と講談ふたり会』
ご出演は、笑福亭鉄瓶さん・旭堂南龍さんです。
演目
~仲入り~
トークコーナー
旭堂南龍 難波戦記・長門守由来
笑福亭鉄瓶 青菜
まとめ
お二方とも昨年11月以来の現地鑑賞。
お付き合いが長い事もあってか、トークも丁々発止のやりとりで大爆笑。
上方の『落語』と『講談』のふたり会はなかなか東京では観られないので
貴重な体験をさせていただきました。
今後も東京にはちょこちょこお見えになるそうなので
また雄姿を観に行きたいと思います!
鉄瓶さん 四人癖
『癖』
筆者も、金田一耕助のように頭を書いてしまう癖があります。
まったく意識していなかったのですが、友人に言われて気が付きました。
わかっていてもやっちゃうんですよね…
目を両手でこする人
鼻の下を人差し指でこする人
着物の袖を引っ張る人
手を打つ人
みんながいっぺんに癖をやりだすと
なかなか滑稽な画になるのでしょうね。
南龍さん 中村歌右衛門
いわゆる『名医と名優』です。
悪徳官僚・土方縫殿助が泥酔してからの悪態ぶりが素晴らしかった!
『こいつは…』と思わず怒りがこみ上げたので、感情を揺さぶられていましたね。
「医は仁術」と頑なに自分の考えを譲らない半井源太郎
穏やかな口調だが、きっぱりモノを言う歌右衛門
二人の絆がしっかり見えた素晴らしい高座でした。
南龍さんが演る、江戸っ子の客も味がありましたね。
仲入り
トークコーナー
箇条書きにて。
・鉄瓶さん、格安航空Peachに搭乗するためミシュランマンになる
・男前の南龍さんに嫉妬する鉄瓶さん
→「わちゃわちゃやで」
・大阪の客層と、東京の客層
→客席を『えぐる』と、東京のお客は引いていく
→『シーン』となったときは…
・繁昌亭ができた時、当たり前のように鳴る携帯電話に狼狽した米朝事務所の若手
・砂鉄のようにユニークなお客さんを呼び寄せる鶴瓶師匠と一門
南龍さん 長門守由来
壮絶な最期を遂げる木村重成が、朝廷から官位を賜った様子を滑稽に描写。
末席から頑張って駆けつける重成が…
木村重成の表忠碑は前回の大阪遠征時に伺いました。
今度は、八尾市にある重成の墓に行きたいですね。
鉄瓶さん 青菜
上方落語で夏と言えば青菜!
これが掛かると、夏が来たなーって気がします。
上品なご隠居のおかみさんと、対比される植木屋のおかみさん。
暑い中、押し入れに押し込まれて災難でしょうね。
それでも健気に役割をこなすのは、さすがの一言!
「植木屋お前、俺大工」…(笑)
そういえば、いつのまにか夏に風鈴の音を聞かなくなりましたね。
昔は近所中で鳴ってた記憶がありますが、これも時代でしょうか。
おまけ
当日のトークコーナーでの写真です。





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