2020年9月6日
神田連雀亭ワンコイン寄席に行って参りました。
その名の通り、500円で3席が楽しめます!
今回のご出演は、柳亭市次郎さん・橘家文吾さん・神田真紅さん。
開演前にちょっとした騒動あったようで…(;’∀’)
演目
市次郎さん・出来心
前名「柳亭市朗」さん。
柳亭市馬門下で、今年2月に昇進された二ツ目1年生。
市馬門下は2020年、3月に市楽(改め玉屋柳勢)さんの真打昇進。
2月に市若さん・市次郎さん。11月に市坊さんの二ツ目昇進。
そして2021年3月には市江さんの真打と昇進が続きます。
が!昇進したから言って、すぐに上手くなることはないようで。
そりゃそうですね。
しかもみなさん高座数が減っているので大変だろうなあ…
前座時代同様、非常に落ち着いた高座でした。
出来心は、間抜けな新米泥棒が盗みに入った先でやらかすお話です。
初めて聞くくすぐりがありとても面白かったです。
「アタシは貸家じゃなくて留守を探してる」
正直な泥棒ですね(;’∀’)
文吾さん・磯の鮑
実力派の文吾さん。2018年昇進の二ツ目2年目ですが、
ベテランの風格が漂っております。
江戸落語の二ツ目でおススメできる噺家さんです。
このネタは「与太郎」が大活躍(!?)するのですが、とにかく軽快。
が!意外と洞察力に優れている一面も。
目を回しながら鶴本勝太郎さんの家に行く与太郎。
話を聞くなり吉原へ直行する与太郎。
人の話を聞かず突っ走る与太郎。
終盤のまくし立ては毎回お腹を抱えて笑ってしまいます(´▽`)
「あなたは私をしらないけれど、わたしもあなたをしらないよ!」
真紅さん・遠州屋嘉兵衛
翌日9月7日がお誕生日の真紅さん。
当日は「三鷹講談会」に出演されるそうですが、演目は決まっているそうです。
暗い話なので本日は明るい話をということで嘉兵衛の話に。
現代の日本では米が食べられないというのは信じられない事ですが、
江戸時代はそんな地域が多かったのでしょうね…
しかも飢饉が何度か起こっておりますからなおさらです。
「ジャパニーズサラリーマン」の南部藩江戸詰めに立ち向かう
嘉兵衛の商人魂が心地よいお話(実話)です。
商人の気概に圧倒される侍が、何と情けない事やら…(;’∀’)
あらすじは下記の若葉会に記載しているので、そちらをご参照くださいませ。
まとめ
市次郎さんは馬久さんの代演だったのですが、馬久さんあてにメロンが届いたのだとか。
話を聞いた時、市次郎さんは絶句したそうです(;’∀’)
代演情報は事前に確認しないといけませんね…
最近はオンラインの方が情報が早いので、そちらを確認するようにしております。
おまけ
受付をされていた真紅さん(´▽`)

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