2020年9月20日
神田連雀亭に行って参りました。
この日はワンコイン→昼席へとはしご。
こちらはワンコイン寄席のレポートです。
その名の通り、500円で1時間3名の演者が楽しめます。
公演時間は11:30~12:30まで。
演目
桂伸べえ 粗忽の釘
三遊亭はらしょう としまえん最後の日
春風亭橋蔵 やかんなめ
伸べえさん・粗忽の釘
トップバッターは伸べえさん。
桂伸治門下で、来年2月に真打昇進される桂宮治さんの弟弟子です。
落語芸術協会の秘密兵器と言っても過言ではないでしょう。知る人ぞ知る爆笑王です。
連雀亭再開後何度かご出演されているそうで、
アクリル板で自分の動きが分かると新たな気づきが。
自分の動きで食欲をそそられない時そばは、もうやらないそうで(;’∀’)
伸べえさんの高座は決して素人受けはしないのですが、演目の筋を分かったうえで聴くとめちゃくちゃ楽しめます。
登場人物が全員「伸べえさん」なんですよね!
「古典」でも「新作」でもない「伸べえ」というジャンルになると思います。
くすぐりはえぐい内容もあり、今回も大爆笑でした。
伸べえさんはいつも外れがないんだよなあ。
はらしょうさん・としまえん最後の日
はらしょうさんは円丈門下。一度破門になっており、現在は東京演芸協会に所属。
実話を落語にする、日本でただ一人「ドキュメンタリー落語」というジャンルを扱っております。
今回のネタは、としまえん最終営業日(2020年8月31日)のドキュメントです。
当日の模様ははらしょうさんのyotubeチャンネルに、動画がいくつかアップロードされております。
誰も行かない「ミラーハウス」で何度も頭を打ち、3回戻ってしまい入り口から出るはらしょうさん。
暗闇を走り、何も起こらない「ミステリーゾーン」
としまえん公式キャラ「としおくん」「としこちゃん」の由来。
流れるプールでの人間模様。
はらしょうさんの語り部は何度聞いても面白いですね!
ちなみに、としまえんのメリーゴーランドは製造113年。
世界最古級で「機械遺産」にも登録されているそうです。
※としまえんは子供の頃、2,3度行った事がありました。
「フライングパイレーツ」は終わってからグロッキーになった記憶があります(;’∀’)
橋蔵さん・やかんなめ
橋蔵さんは柳橋門下。
先日初めて配信(オンライン深夜寄席)に参加しましたが、情緒不安定のようだったそうです。
こちらのネタは上方では「癪の合薬」ですね。
侍が髪の毛がないつむりを「やかん」とされて舐められまくっておりました。
さらに耳を舐められ、歯型も。
隣で笑い転げている家来の「可内(べくない)」
侍に斬られずによかったです(;’∀’)
まとめ
伸べえさんから、はらしょうさんへのリレーは今日が2回目。
今回も破壊力抜群でした。めちゃくちゃ面白かったです。
このお二方のリレーはまた聴きたいですね!
おまけ
楽屋の窓から「ビートルズお見送り」をして頂いたはらしょうさん

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