佐倉を歩く③~臼井氏の菩提寺・円応寺

2023年5月4日
引き続き佐倉市を歩いています。
今回が最終回です。

瑞湖山 円応寺

 瑞湖山円応寺はもと臨済宗建長寺派であったが、十九世頂山禅師のとき妙心寺派に転派した。本尊は釈迦牟尼仏である。暦応元年(1338)臼井氏中興の祖興胤が創建した古刹で、それ以後臼井氏の菩提寺となった。開山は興胤を幼時養育した鎌倉建長寺の僧仏真禅師で、その高恩に報いたものである。

 文禄二年(1593)徳川家康の家臣酒井家次居城の際、城と共に焼失するが、その後再建され、寺領広く風光明美で、城跡と共に印旛沼の落日に映えた眺めは「城領夕照」として臼井八景の一つとなっていた。また、寺域には、臼井氏歴代の墓所と臼井家の忠心岩戸五郎胤安の墓がある。

境内の写真

本堂

臼井氏歴代の墓所/忠心岩戸五郎胤安の墓

臼井八景発祥の地碑

アクセス

瑞湖山 円応寺

住所:〒285-0861 千葉県佐倉市臼井田966−1

京成電鉄 京成臼井駅より徒歩25分程度

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