『重要文化財の秘密』~東京国立近代美術館70周年記念展

2023年4月29日
東京国立近代美術館へ行ってきました。

5月14日まで、70周年記念『重要文化財の秘密』が開催中。
すべてお展示物が重要文化財という、史上初の展覧会です。

重要文化財の秘密

 東京国立近代美術館は1952年12月に開館し、2022年度は開館70周年にあたります。これを記念して、明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に指定された作品のみによる豪華な展覧会を開催します。

 とはいえ、ただの名品展ではありません。今でこそ『傑作』の呼び声高い作品も、発表された当初は、それまでにない新しい表現を打ち立てた『問題作』でもありました。そうした作品が、どのような評価の変遷を経て、重要文化財に指定されるに至ったのかという美術史の秘密にも迫ります。

重要文化財は保護の観点から貸出や公開が限られるため、本展はそれらをまとめてみることのできる得がたい機会となります。これら第一級の作品を通して、日本の近代美術の魅力を再発見していただくことができるでしょう。

重要文化財の秘密公式サイトより

重要文化財とは?

 重要文化財は、1950年に公布された文化財保護法に基づき、日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料などの有形文化財のうち、製作優秀で我が国の文化史上貴重なもの等について文部科学大臣が定めたものです。そのうち特に優れたものが「国宝」にしていされます。

1、日本画

悲母観音

熱国之巻(夕之巻)

現地で観ると、とても綺麗に見えます!

近江八景

『近江八景』なので八図ですね。

行く春

桜がとても綺麗に描かれてます。

2、洋画

リアリティ!Σ(゚Д゚)

収穫

湖畔

穏やかな時間が流れていそうです。

南風

麗子微笑

3、彫刻

老猿

ゆあみ

説明文の通り、顔は日本人・身体は西洋人?というアンバランス加減に興味をそそられます。

4、工芸

褐釉蟹貼付台付鉢・黄釉銹絵梅樹図大瓶

十二の鷹

12羽の鷹がそれぞれ異なる格好・表情をしてます。

まとめ

一部を除きほぼ写真撮影可という太っ腹な展覧会でした。
個人的には、横山大観の『生々流転』が強烈な印象に残っています。

生々流転は撮影不可でしたが、東京国立近代美術館の公式youtubeチャンネルで観る事が出来ますので、こちらをご覧くださいませ。

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