2023年8月20日
渋谷区原宿・東郷神社へ行って参りました。
御祭神はもちろん、東郷平八郎です。
東郷神社

概略
東郷神社
「至誠は噛みに通じる」とその一生を貫かれた東郷平八郎命は、昭和九年に天寿を全うされるや御徳を長く後生に伝えて顕彰するため、神社にお祀りしてほしいとの要望と献金が全国各地から海軍省に届き、この熱意に応えて時の大角海軍大臣は各界の識者にはかり、財団法人統合元帥記念会を設立、全国民に呼びかけて国民からの浄財によって神社を創建することになりました。
皇国の興廢此の一戦に在り
各員一層奮励努力せよ明治三十八年五月二十七日未明、バルチック艦隊が現れたとの報に接した司令長官東郷大将は、聯合艦隊全員に対し、出動を命じ、対馬海峡へ向かった。その時、三笠艦上に翻ったのが、右の文を伝達する「Z」信号旗であった。
頒布資料より
MAP

境内の写真
神門




灯篭には、
『國運隆昌』『神徳悠久』の文字が刻まれています。
神門の扉には十六八重菊と蔦、あと星かな?を組み合わせた紋があります。
社殿


赤じゅうたんが敷かれている参道、初めて見た気がします!
東郷神社の社紋は蔦紋なので、賽銭箱に刻まれています。
Z旗


~Z旗について~
明治三十八(1905)年五月二十七日、対馬沖で日露戦争の帰趨が決した日本海海戦が行われました。日露量艦隊がまさに決戦の火ぶたが切ろうとする直前、旗艦「三笠」のマストに揚がったのが「Z」旗一流です。これは受信した聯合艦隊の各艦も旗艦に倣い「Z」旗を揚げました。聯合艦隊は事前に特約信号として「Z」旗の意味を「皇国の興廃この一戦に在り各員一層奮励努力せよ」と示していました。各艦、各員はマストに翻った「Z」旗の下、奮励努力し、海戦は聯合艦隊の一方的勝利に終わり、日露講和条約に結びつきました。この史実に基づき、今日では勝利の願いをこめて「Z」が用いられるようになり、東郷神社の「勝守」にも用いられてまいます。
境内霊社「海の宮」




神を敬い、祖先を崇び、先覚を敬慕してその霊を祀ることは、わが国古来の美風であります。
東郷神社におきましては、敬神・崇祖の信仰厚い人々と共に、その精神を実践するため、昭和四十七年境内霊社「海の宮」を創建、御祭神として海軍・海事・水産関係者また崇敬者の諸霊を合肥奉斎しております。
頒布資料より
東郷蔵


海軍特年兵之碑


十四歳の少年から志願者を採用した海軍特別年少兵殉国碑。碑は自然石に碑名を刻んで昭和四十六年五月十六日、高松宮同妃両殿下の御台臨を仰いで除幕式を挙げた
頒布資料より
潜水艦殉国碑


多大な犠牲をはらった潜水艦の戦時における殉国者の碑。潜水艦横断面を型どった碑の司令塔部分に、実潜望鏡をはめこみ、碑面には「殉国」の二文字のみを刻み、背面に殉国者全員の霊名を封入し、傍らに碑文を建てて、昭和三十三年三月に除幕した
頒布資料より
御朱印

書置きのみ。初穂料は500円です。
元帥指揮刀版を拝受しました。
シンプルな御朱印もあります。
アクセス
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目5−3
東京メトロ 明治神宮前駅より徒歩5分
JR山手線 原宿駅より徒歩3分
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