2022年5月8日
横浜にぎわい座へ行ってきました。
当日の公演は『ぎゅぎゅっと笑福亭づくしの会』
にぎわい座20周年記念特別興行で、出演者全員の亭号が『笑福亭』です。
演目
笑福亭笑利 看板の一
笑福亭生寿 近日息子
笑福亭仁智 出前持ち
~仲入り~

まとめ
いや~いい公演でした!
トップの笑利さんからアクセル全開で、めちゃくちゃ面白かったです。
また機会があれば同じ企画を見てみたいですね。
仁智会長より、にぎわい座で上方落語協会主催公演が始まった経緯も聞くことができました。
2020年の日本橋公演が中止になって以来、協会の主催公演は延期になってますが、
何やら企画は進行している様子。
近いうちに東京でも公演を観ることができるかもしれないですね。
とは言うものの、まだまだ油断はならないので、気長に待つことにします。
最後は出演者全員と客席で大阪締めをして大団円となりました。
笑利さん・看板の一
笑利さんは古典も面白いんですよねえ。
いっきょいのある高座、楽しませていただきました。
「ピンときて、ピンに張る」(笑)
公演名『ぎゅぎゅっと笑福亭づくしの会』を考案したのが笑利さん。
どのようにして名付けられたのか?の裏話が面白かったです。
当日は高座返しもされており、登場回数が多かったです!
生寿さん・近日息子
事前にTwitterで発表されていた通り、近日息子。
「知らんねやったら言うてやりますわ!」
何回聞いても面白いですね。
恒例のボヤキですが、前回より増えていた気がします(笑)
関東だからこそ!?のボヤキもあり面白かったです。
仁智さん・出前持ち
人違いかと思いきや、兄弟が!
二段オチにお腹がよじれました(笑)
日常で起こりそうな一幕、よくできてるよなあ。
さすがに「引き取って下さい」と言われたことはないですが(;’∀’)
配達間違いは何度かあったので、共感できるお話です。
5月より3期目に突入する仁智会長。
災害・繁昌亭のリニューアル・感染症。
2018年→2022年は激動の4年間だったんですねえ…
仲入り
銀瓶さん・七段目
はめもの入り!ツケ打ちもあり、芝居の風情が出てました。
男前の銀瓶さんが演ると絵になりますね!
このお話の若旦那は歌舞伎好きなので、是非魅力をご教示いただきたいです。
葬礼差しを抜かれて追い回される、さだきちさんが不憫でならないですが(笑)
鶴光さん・善悪双葉の松
鶴光さんの高座を観るのは5年ぶり。
和光さんの真打昇進披露興行以来です。
当時のつぶやき(2017年5月4日)
『善悪は表裏一体』
現実は真面目な人が利用されたりと世知辛い世の中ですが、
少しでもこの話のようになればいいなあと感じました。
善悪双葉の松は元々講釈ネタ。
以前講釈師の方で聞いた記憶があります。どなただったかな。
人情噺なのですが、随所にくすぐりが入っており、重い話を軽く聴けるようにしてるのは流石でした。
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