国立科学博物館に行ってきました。
現在開催されている特別展は『毒』
その名の通り、古今東西の毒を持つ生物・植物・菌類・鉱物。
そして人工毒を紹介する展覧会です。
毒の定義
本展覧会では、『毒』を以下の3つに定義しています。
1 人を含む生物に害を与える物質
2 普段は毒にならないが、摂りすぎると毒性をもってしまうもの
3 一部の人にとっては毒になってしまうアレルギー物質
第1章 毒の世界へようこそ
私たちの身近な生活の中や、自然界には様々な毒が存在します。本章では毒とは何か、その概念から始まり毒が人間を含む生物にどのように作用するのかについて解説します。

第2章 毒の博物館
私たちのまわりにある様々な毒と、毒をもった背物を紹介します。
生物の毒(動物・植物・菌類)の目的の多くは明確です。狩り(捕食)のために使用する毒、自分を守るために存在する毒、様々な有毒生物の毒の働きなどを、剥製などの標本を使って説明します。
また、鉱物など無生物に含まれる自然界の毒や、人間が作り出した毒にも迫ります。



































第3章 毒と進化
毒の存在は、生物の進化の要因ともなってきました。毒のある生物への擬態や、毒に耐える性質の獲得、毒を利用した種子の散布など、毒が招いた多様性と進化の例を紹介し、毒と生物の進化の関係を考えます。




















第4章 毒と人間
狩猟はや戦、処刑や暗殺、また毒を研究することにより薬を生み出すなど、私たち人間はこれまで様々な形で毒と付き合い、操ってきました。ここでは人間がどのように毒をりようしてきたのか、その歴史をふり返ります。また、科学の進歩による毒の解明、その利用などの歴史も紹介します。





























終章 毒とはうまくつきあおう
現在、私たち人間の活動が新たな毒を生み出しています。未来に向け、私たちが地球規模で今考えなくてはならないこと、向き合っていくべきこととは何でしょうか。






まとめ
人類の歴史は毒と歩んできたものだったんですね。
毒があるからこそ、薬が生まれるということでしょうか。
現在新型コロナウイルスという毒との付き合いが続いています。
今後も歴史上に置いて、様々な感染症が世界を席巻するでしょう。
その度にこの展覧会を思い出していこうと感じました。
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