2022年7月8日
会社帰りに末広亭へ行って参りました。
毎年7月1日~10日は神田松鯉先生の怪談興行。
到着時間の都合上、仲入り後からスタートです。
演目
宮田陽・昇 漫才
神田阿久鯉 水戸黄門記・火吹竹のいさめ
三遊亭遊雀 替り目
ボンボンブラザーズ 曲芸
神田松鯉 小幡小平次
まとめ
今回の主任演題・小幡小平次は歌舞伎役者の話。
松鯉先生も昔歌舞伎役者をやっていたこともあり、説得力抜群の高座。
この後のお話がとても気になります!いつか聴いてみたいなあ。
また、歌舞伎役者の前にアナウンス学校へ通っていたことは初耳でした。
波乱万丈な人生を送られているんですね。
人間国宝の昔話は何度でも、何時間でも聴いていたいです。
宮田陽・昇さん 漫才
陽さんの日本地図ネタがさらにパワーアップしてました。
外国の地図まで出て来るとは…。
大谷翔平選手・佐々木朗希選手・菊池雄星選手は秋田…ではなく岩手出身と( ..)φ
『54歳・いくつに見える?』がツボに入りました。
阿久鯉さん 火吹竹のいさめ
火吹竹で叩いた相手は光圀公だった。
農民の命でもある米俵に腰かけた光圀に、怒りを覚えた百姓夫婦は…
『米は菩薩』
江戸時代、百姓がどれだけお米を大事にしていたかがわかる金言ですね。
近年では水戸黄門ですら地上波で放送されないので
光圀公と言われてもピンとこない人も出て来てるんですね…
昭和も遠くなってきました。
遊雀さん 替り目
サゲが斬新!!
ああいう終わり方もあるんですねー。
顔芸に磨きがかかっていて、所作を見るだけで笑ってしまいます。
酔っぱらってるところを見ると、こちらまで幸せになります。
なにはともあれ、お元気そうで何よりでした。
ボンボンブラザーズさん 曲芸
繁二郎さんがマスクを外していないハプニングが(笑)
毎度のごとく、勇二郎さんにつっこまれてました。
松鯉先生 小幡小平次
主犯・小平次の妻おちか
実行犯・お囃子の太九郎(たくろう)
生き残る術が必要なので、小平次・太九郎二人とできてしまうのは
当時としてはよくあることなのでしょう。
ここまではわからなくもないですが、小平次の一座を助太刀しに行くついでに
『やっちまいな』と言うおちかの悪いこと悪いこと。
いざという時、肝が据わってるのは女性の方なんだなあと思い知らされました。
船の縁から沼へ落ちていく小平次の無念たるや
想像に難くないですね…
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