笑福亭喬介独演会@成城12/28~今年もさわやかに

2022年12月28日
成城・アトリエQ藝術へ行って参りました。
当日の公演は『笑福亭喬介独演会』

毎年年末に開催されている
『せたがや演芸サミット』の1公演です。

演目

桂空治   やかん
笑福亭喬介 天狗さし/胴乱の幸助

~仲入り~

笑福亭喬介 立ち切れ線香

まとめ

東京ではまず聴く事が出来ないネタが三席。
うち二席は、いわゆる『トリネタ』と呼ばれる大ネタです。

長講二席+『もう一席』とのことで、ちょっとしんどそう。
今年もさわやかに三席務め上げて下さいました。

喬介さんの人情噺は初めて聴きました。
合うのかな?どうなのかな?と感じていましたが…
やっぱり腕がある方は何でもできるんですねえ。

来年(があれば)はどんなネタを引っ提げて登場するのか?
今から楽しみです。

天狗さし

このネタを初めて聴いたのは喬介さんでした。
当時は「て…天狗のすき焼き!?」と、
甚兵衛さんと同じリアクションをした記憶があります。

「この男は生まれてくる時代が早すぎた」
納得の説明でした。
才能はあるけど時代が合わなかった天才、多いんでしょうねえ…

胴乱の幸助

「仲良くしゃべんな!もうちょっとケンカせえ!」
揉め事を好む親っさんっぽいお言葉ですね。

仲裁するのにお金を出すんだし、
自分のストーリーを描いているのでしょう。

そして、災難だった『柳馬場押小路虎石町の西詰の帯屋』さん。
真実を知った番頭さんのリアクションが面白すぎました。

仲入り

立ち切れ線香

このネタ自体初めて聴きました。
大家の若旦那がお茶屋遊びで家のお金を使い込んでしまう。
と、ここまでは他のネタでもよくある展開ですが…

事情が事情とは言え、結果的に相手を衰弱死に追い込んでしまった。
この若旦那は本気だったのか?遊びだったのか
本気だったのだろうと願わずにはいられないですね。

クライマックスの三味線が鳴る場面は
ちょっと泣きそうでした。
小糸は成仏できたのでしょうか。

おまけ
終演後の喬介さんです。

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