2021年10月21日
浅草木馬亭にて、『笑福亭鉄瓶独演会 第七回東京公演』を現地鑑賞。
鉄瓶さんの芸歴20周年記念の独演会。
一旦中止になりましたが、お客さんの声により再度開催を決断されたそうです。
演目
~仲入り~
笑福亭鉄瓶 生きた先に(ノンフィクション落語)
まとめ
公演情報を観た時、「行かなければ後悔する」と感じて即断で予約しました。
自分の判断は間違えていなかったことを確認。
それくらい、素晴らしい公演だったと思います。
義務教育で文字の読み書きが難なくできる現代。
ただ、『当たり前』の状況は『当たり前じゃない』
胸中の琴線に触れました。
※こちらの公演は、CS寄席演芸チャンネルにて12月25日に放送されるそうです。
鉄瓶トーク
ネタバレを避けるため、東京公演でのテーマのみ記載します。
・東京と大阪、自動改札の違い
・鉄瓶さんのコロナ闘病記
・マネージャーが変わりました…が!?
・故郷での再会
・夜中、お子さんに起こされ寝不足
・大阪のおばちゃんの何気ない会話
優々さん・動物園
優々さんの高座は約2年ぶりです。
園長のマエダさんの頷き方が適当なのが…(笑)
通常よりも、よく日本語を話すトラでした。
鉄瓶さん・竹の水仙
宿泊客が無一文とわかるやいなや態度が横暴になり、
高名な人とわかると手のひらを返す宿主さん。
なんか憎めないキャラです(笑)
甚五郎にこき使われ、大槻玄蕃に問い詰められ。
散々な目にあってましたが、最後は大儲けができたので、結果良しでしょうか。
二階の木馬館?の音楽や足音で、斜め上を見る客席に戸惑う鉄瓶さんでした。
仲入り
鉄瓶さん・生きた先に
西畑保さんの半生を基にした『ノンフィクション落語』です。
記事はこちら↓

80年前に学校で受けた差別といじめ。
さらに、文字の読み書きができない状態で社会に出た西畑さんの苦悩。そして結婚。
すべてを受け入れてくれた奥様へ、文字を読み書きできなかった50年を埋めてのラブレター。
どんな状況でも希望は捨ててはいけない。
人は、何歳になっても変われるし、挑戦を始めてもいいという事を教えてくれました。
色々な方に聞いてもらいたい素晴らしい作品でした。
コメント