2022年3月25日
神保町らくごカフェで開催された
『たこらく 月亭秀都・桂九ノ一・桂源太の上方落語を聴く会』(第二回)を現地鑑賞。
前回長時間の公演になった反省(!?)を生かし
みなさん1席+主任の方がもう一席という番組編成に変更となりました。
演目
~仲入り~
桂九ノ一 こぶ弁慶
まとめ
お一人お一人のお話をじっくり聴ける雰囲気もいいですね。
番組編成がゆったりになったこともあり、前回よりは比較的落ち着いてたでしょうか。
前半三席は東京でも聴けるネタです。
が、噺の組み立てが異なり新鮮な気持ちで聴くことができました。
次回は5月20日(金)18:30開演。
源太さんが主任を務めます。
前回よりも上々の客入りだったので、今後さらに増えるといいですねー。
いっきょいのある上方の若手を観るなら今ですよ!
九ノ一さん・紙入れ
得意先の立場を利用し、間男に仕立て上げるおかみさんがなかなか悪どい。
そして、逢瀬の翌日に旦那が怒っていた理由が…(笑)
なかなかの落語好きなようで。
旦那は紙入れをあっちこっちで忘れていると勘違いしますが…
気が付かない人は、ずっとそうなんでしょうねえ。
源太さん・転失気
『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』
質問攻めされて激高する和尚さん。
陰で下剋上を狙っている珍念さん。
どちらも腹黒くて面白かったです(笑)
転失気の正式な使い方は…(;’∀’)
源太さんは4月で入門丸4年。
入門時のエピソードを語って下さいました。
先日公開された千里天神チャンネルでも触れてますので、是非ご覧ください。
秀都さん・祝いのし
オチに膝を叩きました。
秀都さんの方がしっくりくるなあ。
口上はしどろもどろなのに、罵声はスラスラ喋れる源さん(笑)
おかみさんの名前でしかお金を貸してもらえないあたり、信用力はないんですね…
『月亭』の落語家さんと話す時のNG行動、深く胸に刻みました。
次回以降活用させていただきます(笑)
とにもかくにも、開演時間に到着が間に合ってなによりでした。
仲入り
九ノ一さん・こぶ弁慶
『景清』も創作した、笑福亭吾竹作。
前半の『宿屋町』はよく聴きますが、こぶ弁慶まで演じる方は少ないそうです。
土壁食べた男のこぶから弁慶が登場する、ファンタジーの世界ですね(笑)
現代によみがえった弁慶は偉そうな態度で、おやつは『源氏パイ』を食べる!?
しまいには大名行列に乗り込み家来を投げ飛ばす始末。
殿様には「ただの危ない奴」と避けられ、手打ちは回避できましたが…
おまけ
終演後のお三方の写真です。
今回も大変お世話になりました!


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