たこらく5/20~月亭秀都・桂九ノ一・桂源太の上方落語を聴く会③

2022年5月20日
前日に引き続き、神保町らくごカフェへ。

当日の公演は『たこらく 月亭秀都・桂九ノ一・桂源太の上方落語を聴く会』
1月より隔月で始まった若手上方落語家の三人会。今回が3回目になります。

演目

月亭秀都・桂九ノ一 トーク

桂源太  野ざらし
月亭秀都 茶の湯

~仲入り~

桂九ノ一 野崎詣り
桂源太  (新作)

まとめ

手探り状態!?で始まった落語会も徐々に骨格が固まってきました。
新築住宅を作っているような感覚で、お三方が試行錯誤されているのがいいですね。

『結果』だけではなく『過程』も見せていただけるのは嬉しいです。
高座はもちろんですが、公演が完成していく様子を今後も見届けたいと思います。

次回は7月18日(月・祝)、13:30開演。
トリは秀都さんです!

トークコーナー

今回新設されたコーナー。
トリの源太さんは開口一番と2席になるので、秀都さん・九ノ一さんがトーク。

『らくご男子』のセンターを務められている源太さん。
お二方で褒めてハードルを上げるなど言いたい放題でした(笑)
源太さんはイケメンなので、客層も他の方とちょっと違うとか。

九ノ一さんが修行中に見た、『策伝大賞』のお話も面白かったです。

源太さん・野ざらし

「ちゃっちゃらかちゃんちゃん」
源太さんが演る妄想の落語は笑っちゃうよなあ。

イケメンと妄想という振れ幅は、最強の組み合わせですね。
面白がって見物人に変わる釣り人もいいキャラしてました。

秀都さん・九ノ一さんのトークを受けて
「次回以降覚えておけよ!」と心の叫びが出てました(笑)

秀都さん・茶の湯

『飛んで火にいる夏の虫』
ご隠居の始めた茶の湯の被害に合う店子さん。
さらに被害は町内へ。

お茶を回す時の掛け声が、決意の表れの様に感じてちょっとかっこよかったです。
当然そのあと体調を崩すわけですが…

『利九まんじゅう』が空を飛んでいく描写が秀逸でした(笑)
秀都さんの丁稚は可愛くて、好きな登場人物の一人ですね。

仲入り

九ノ一さん・野崎詣り

喜六=背が低め・ピンクの着物 清八=背が高め・青い着物

『とばっちり』
喜六さんの聞き間違いから、清八さん始め周囲の方々が食らうわけですが…
確かに説明してもらわないと勘違いはしそうです。

笑いながら怒る喜六さんは、さながら竹中直人さんのよう(;’∀’)
やっぱり身長のことを言われると、アタマに血が昇っちゃうんですね…。

ちょっと怒って、言い返されたらすぐ謝る姿が可愛かったです(笑)

将来は某師匠のポジションを狙っているという九ノ一さん。
仲入り後軽く演って、颯爽と?帰っていく。
省エネでいい高座になりそうな気がします。

源太さん・新作

ネタの破壊力!
架空のお話ですが、もしもこんな合コンがあったら…(;’∀’)
地獄の中にある天国…いや、天国の中にある地獄か(笑)

今回の新作は、実体験に基づいて作っているのか?
非常に気になるところです(笑)

おまけ
当日のお三方の写真です。

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