2022年6月19日
谷中・にっぽり館へ行って参りました。
当日の公演は『笑福亭たま・三遊亭萬橘二人会』
二日前に急遽開催が決まり、Twitterで告知された公演です。
人気のお二方の会、何とか滑り込めました。
演目
~仲入り~
笑福亭たま 遊山船
三遊亭萬橘 茶の湯

まとめ
ようやく伺えたにっぽり館で、初めて観るたまさんの高座。
お話からも知性がにじみ出てました。
今回は、言っちゃいけないことは話してなかったかな?
対して、直観的な萬橘さん。
でこぼこの関係(?)ですが、いいコンビではないでしょうか。
理詰めで攻められて、発狂する萬橘さんをちょっと見てみたいですね(笑)
『小ボケの魔術師』→テクニックで笑わせている
しっくりくるキャッチフレーズではないでしょうか。
にっぽり館は移転が決まってるため、残りの営業は2ヶ月程度。
一時閉店までにもう一度行ってみたいですが、どうなりますでしょうか。
萬橘さん・富士詣り
『事件は銭湯で起こっている!?』
小出しにされる数々の悪事が、先達さんを困らせてました(笑)
たまさん・鰍沢
サスペンスの部分を残し、笑いどころ多めの新しい鰍沢。
大阪では、笑いの部分がないと耐えられないというのもあるのでしょうね(;’∀’)
毒が回った旦那は、旅人とおかみさんの追いかけっこに巻き込まれ
解毒剤を何度も蹴られる散々な仕打ち。
果たして、運命や如何に!?
仲入り
たまさん・遊山船
『近日息子』を彷彿とさせる『天丼』!
振袖の袂に南京豆を入れたら、取れるか取れないかで大論争。
その前に入れないのは確かではありますが…
「キャー!」って叫びまくってました。
喉大丈夫でしょうか(笑)
舞子は『芸者』のさなぎ…なるほど。
萬橘さん・茶の湯
「仕事がないご隠居は、ただのジジイじゃないですか!」
奉公人の口がいつも以上に悪いです(;’∀’)
お茶を持つ時は鴨居の方を見て心を楽に持つ。
遠い目をして、こちらへ戻って来れなさそうになっている奉公人が…
茶碗の両橋を持って回す、流派が独特です。
ちょっと弱気なご隠居でしたが、一度他人にやらせて味を占めると
そこら中の人々に茶の湯をやらせて、ついた通り名が『ありじごく』(笑)
あの茶室へ行って、帰って来たものは…いない!?
おまけ
終演後、お見送りをして頂いた萬橘さんです。


コメント