上野公園を歩く③~蓮の季節

2022年7月17日
上野公園(不忍池)へ行ってきました。

7月~8月は蓮のシーズンです。
朝につぼみが開きますので、眠い目をこすりながら行動しています。

不忍池

『しのばずのいけ』と読みます。
蓮が満開なので見えませんが、池です(笑)

概要

 東京都台東区西部の上野恩賜公園にある池。寛永2(1625)年天海僧正が寛永寺を建立した際,京都の比叡山に対して忍ヶ岡を東叡山に,池を琵琶湖になぞらえて,竹生島を模した島をつくって弁財天をまつり,清水寺を模して清水観音堂を建立。

 ハスの名所で将軍にそれを献上したことで知られる。池のほとりにはサクラが植えられ,山下に見世物,茶店が集まり,江戸時代から名所として繁栄。今日,四季を通じ都民の憩いの場となっている。冬はカモなどの渡り鳥が多数渡来する

コトバンクより

蓮の写真

直前まで雨が降っていたので、雨露にが滴る写真も撮れました。
なかなかよかったのではないでしょうか。

不忍池 辯天堂

概要

 不忍池(しのばずのいけ)辯天堂(べんてんどう)は、江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。

 天海大僧正は、「見立て」という思想によって上野の山を設計していきました。これは、寛永寺というお寺を新しく創るにあたり、さまざまなお堂を京都周辺にある神社仏閣に見立てたことを意味します。例えば「寛永寺」というお寺の名称は、「寛永」年間に創建されたことからついたのですが、これは「延暦」年間に創建された天台宗総本山の「延暦寺」というお寺を見立てたものです。

 こうして天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった聖天(しょうてん)が祀られた小さな島を竹生島に見立て、さらに水谷伊勢守(みずのやいせのかみ)勝隆(かつたか)公と相談して島を大きく造成することで竹生島の「宝厳寺(ほうごんじ)」に見立てたお堂を建立したのです。

 琵琶湖と竹生島に見立てられたお堂であったため、当初はお堂に参詣するにも船を使用していたのですが、参詣者が増えるにともない江戸時代に橋がかけられました。

 昭和20年の空襲で一帯は焼けてしまいましたが、お堂は昭和33(1958)年に復興し、また昭和41(1966)年には芸術院会員であった児玉希望(こだまきぼう)画伯による龍の天井絵が奉納されました。

辯天堂ホームページより

境内の写真

手水舎

手水舎の後方にも、満開の蓮が!!

本堂

大黒天堂

 辯天堂には、谷中七福神とは別に「大黒天(だいこくてん)」がお祀りされています。こちらの大黒さまは豊臣秀吉公が大切にしていたという伝説があり、幕末の戦争や太平洋戦争といった難を免れ、今日に伝わっています。

 大黒天は福を授ける神・福を招く神として知られ、家門繁栄や富貴をもたらすといったご利益があります。
また毎月の縁日法要では護摩が修され、多くの参詣があります。

辯天堂ホームページより

御朱印

直書きと書置き
どちらもあるそうです。
祈祷料500円

アクセス

不忍池・辯天堂

JR上野駅     徒歩7分
地下鉄上野広小路駅 徒歩5分
京成上野駅     徒歩3分 ほか

コメント

タイトルとURLをコピーしました