自力で稼ぐ時代の自分の売り方~山口拓朗さんセミナー

2020年12月6日開催
山口拓朗さんのオンラインセミナー「自力で稼ぐ時代の自分の売り方」を拝見しました。
山口さんは出版社で編集者・記者を務めたのちフリーライターとして独立。

現在は、伝える力(話す・書く)研究所所長。
そしてライティングサロンを運営されている、アウトプットのスペシャリストです。

youtube「作家&講演家・山口拓朗の公式チャンネル」にて、情報発信も積極的に行っておられます。
今回は新刊「NEWフリーランスの稼ぎ方」からの講義です。

※↑の画像は、今年1月に行われた「世界一ラクにスラスラ書ける文章講座」の出版記念講演会で撮影した写真です。

社会人総フリーランス化の時代が来る?
  • 終身雇用制度の崩壊
  • アウトソーシングの増加
  • 社内失業者の増加
  • ジョブ型/タスク型など職種限定募集の増加
  • リストラの増加
  • 倒産の増加

上記により、一つの会社に属さない働き方・生き方が増える。
インターネット・SNS・マッチングサイト(クラウドワークスなど)が充実してきたので、一つの働き方として「フリーランス」という選択肢もあるのではないか。

Q、フリーランスは有給・ボーナスがないので怖い
A、社会保障・健康を害した時に収入がなくなるのはフリーランスのデメリットだが、自らサービスを提供する活動を上手にすればコンテンツを自動化、販売していく事もできるのでリスクヘッジにも!?

 

山口さんのターニングポイント
→2010年にブログを書き始めた時に仕事の流れが大きく変化した。
NEWフリーランスの原点

自分の文章力が武器になると思っていなかったが、それが世の中にとっては「価値」だった。
自分が得意としている事が、一般の人にとって大きな価値になる可能性を秘めている。

Q、人脈の多い人がフリーランス成功しそう
A、企業もインターネットを使い、知っているフリーランスよりいい人材を探している。

Q、人付き合いが苦手でもフリーランスではやっていける?
A、最低限のコミュニケーションは必要だが、専門性・スキルを提供してクライアントに喜んでもらえればフリーランス活動できる。

NEWフリーランスとは?

・従来のフリーランス
→企業からの請負
・NEWフリーランス
→企業からの請負(マッチング系プラットフォーム)
 +CtoCサービス(公式サイト・SNS・メルマガ・LINE公式アカウントなど)

Q、プラットフォーム登録は、人が多くて優秀な方しか声がかからないのではないか?
A、フリーランスになりたての頃は使ってもいいが、価格競争により収入が上がらない。
  実績を作ったら自分自身の市場価値を上げる

Q、CtoCのリスクについて
A、自分自身に責任が返ってくる。文章コミュニケーションはしっかり。トラブルが起こった時は誠意をもって謝罪。

Q、文章の書き方カテゴリーはライバルがたくさんいるが、どう差別化をしているか?
A、自分が学んだことをシェアする立場でブログを始めた。文章を書けない方に寄り添う気持ちで文章を書いている。

教えるサービスで収入の入り口を増やす

フリーランスの専門性・スキルは誰かの役に立つ。
プレイヤーはもちろん、教える部分にも立ち入ってみる事により収入減のリスクを回避する事ができる。

Q、教えられることはあるが、「まだ私なんて…」というブロックがある
A、自分の少し後ろを歩いている人たちにサービスを提供しましょう。

パーソナルブランディングする方法

SNSで情報発信する事により、自分のブランドを確立する。
「存在認知」→「ファンの獲得」→「熱狂的支持」
熱狂的支持とは?:本人の知らない所で広めてもらっている、名前で信頼を買ってもらえるetc…

基盤:「旗を立てる」→「自分の専門性」
※どれをやっていいか分からない場合はいろいろ発信してみる。
 自分がワクワクするのは何を発信している時か?

Q、これまで雑多な事をつぶやいていた→「旗を立てる」際、新たにアカウントを作成した方がいいか?
A、あまり考えすぎずに、今後絞ってもいい。

Q、見切るタイミングについて、期間や判断基準はあるか?
A、プレ講座で手ごたえ、反響がなければ見切った方がいい(1回でもわかる?)

Q、ブログのテーマが雑多で一つに纏められない。テーマごとに分けた方がいいか?
A、相容れないテーマなら分けた方がいい。
  雑多な事を含んで大きな旗が立てられないか?

NEWフリーランスになるための第一歩
①専門性を磨く

フリーランスの「箱」に何が入るか?を模索する(営業?会計?デザイナー?)

②情報発信力を磨く

ブログ・Instagram・Twitter等自分と相性のいいツールを使う。

③個性・人間性を磨く
④NEWフリーランスとは、「働き方」ではなく「生き方」である。

「従属的」→「主体的」に。

Q、企業に勤めながら副業としての顔を持つのもありか?
A、あり。副業を推奨している企業も多い→将来的に雇えなくなる可能性もあるというサイン。

まとめ

2020年は「働き方」を改めて考えさせられる年でした。
このブログを立ち上げたのもそうした危機感からです。

近い将来「社会人総フリーランス化」は実現しそうな気がするので、そのための準備を進めていきたいと思います。

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